NEW ARRIVAL |
地中海交易の一大拠点テッサロニキの異文化の坩堝から登場したサックス/クラリネット奏者Floros Floridis。90年代にかけて大きなうねりとなっていく地中海フォークロア進化の... |
アルゼンチンから亡命してフランスで活動した異能作曲家Alfredo De Robertis。中南米インディオ由来の民族楽器の卓越した演奏力と、霊的洞察に富んだ即興感度を総動員して... |
『The Dartmouth Composers』と銘打って、ダートマス大学に所縁の深い作曲家を紹介した81年のレコード。巨匠Christian Wolffと並んで収録されているのが、同大学内に米国で... |
古来よりスライドギター式弦楽器の伝統が備わっている下地もあってか、1919年のErnest K. Kaaiハワイアン楽団の訪印ツアーを期にインド全土... |
一般家庭へのテープレコーダーの普及に伴って登場した録音を趣味とするオーディオアマチュアのサークルを出発点に、より高度な技術の共有やコンテスト開催を目的として56年にオラ... |
寄る辺ない衝動をたぎらせる脱線パンクスや宅録実験音楽家たちによって80年代初頭のアムステルダムで興された、Mick NessやMekanik Kommandoらも参戦した地下ムーヴメン... |
73年には脳機能と臨床神経生理学の国際会議の場で実演発表するまでに至る、Pierre Henryの脳波を用いた実験。その最初の成果が刻まれているパリ市立近代美術館での71年の自演パフォーマン... |
仏北東の都市ナンシー郊外の静かな地方圏でありながら、通称CCAM(Centre Culturel André Malraux)を拠点とするヨーロッパにおける即興実験の最前線地でもあるヴァンドゥ... |
美しいオールカラースリーヴに収められた二枚のレコード、小冊子、25枚のスライドセット、そして残念ながら本品には未装備の全320ページにもなるアボリジナル大... |
タイトルとジャケデザインはSun Raの『The Heliocentric Worlds Of Sun Ra(サン・ラーの太陽中心世界』を捩っていることは明らかですが... |
アボリジナルから古代エジプトまで股にかけるオーストラリアの作曲家/音楽療法士/創作楽器奏者Michael Atherton。これと同年の87年に、打楽器奏者Michael Askillと共に古今東西... |
オリジナルは『首狩り戦士の音楽』と題した希少な10吋盤。装いも新たに72年にVogueによって再発された際の一枚。かつての首狩りの風習で知られる、ボルネオ島に... |
放送用の電子音楽や、博物館、プラネタリウムの為の環境音楽等を制作しながら、マルチメディアに渡る様々な実験に取り組む電子音楽家Jack TamulとJoe Deihlによる幻のユニット... |
お隣りカタルーニャと同様に政治的弾圧からの解放エネルギーによって、フォークロア色の濃い独自の芸術文化が花開いたバレンシア。そんな伝統文化再興の昂まり中から生... |
80年代初頭のメルボルンから登場したNot Drowning, Waving。高性能な音響感度を備えるDavid BridieとJohn Phillipsによって結成され、ロックの作法に熱帯性のエキゾチシズム... |
世界各地の音響景色を股にかける四次元の旅人Michael Athertonと同年に発表する『Southern Crossings』が、アボリジナルの精神風土と響き合うオーストラリア発のご当地ニューエ... |
Alvin CurranやFrederic Rzewskiらと共に60年代ローマでMusica Elettronica Vivaを立ち上げたオリジナルメンバーであり、伝説のレコード付きアヴァンギャルドマガジン... |
70年代からの創作の歩みを映像で辿る『musée』と題したセルフショートフィルムによると、プログレッシヴロックグループでの活動を経て、80年代から電子音楽の道へと進み、ダンス... |
ジャケに美しい風景写真をあしらい、音楽に限らず土地土地の生活風土まで捉える耳の視点で綴られた、民族音楽研究家Deben Bhattacharyaプロデュースによって60年代から始まっ... |
70年代フレンチロックの代表格Catharsisの仕掛け人であり、頭ん中の妄想桃源郷の為のレコード『Paradia』などのソロ作品の他、数々のライブラリーやサントラのお仕事で知られるシン... |