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無機的な質感と人肌な温もりが同居する前代未聞の電子音楽を生み出したClusterやHarmoniaでお馴染みのMoebius。これは84年にも再び組んで名作『Double Cut』を残す... |
60年代文芸シャンソンの最前衛で活躍したHelene Martin。そんなシャンソンの表舞台から一歩退き、フォークロアから実験音楽まで横断する気鋭の音楽家達と共に活動してい... |
何処でもない風景や人々の営みの痕跡をかき集めて、書き割りみたいなサウンドスケープをこさえる端境の住人Philip Perkins。初期The Residentsの映像と音楽を交え... |
現代音楽や実験音楽の文脈とは無縁の地平で、東洋と西洋、古代と現代の様式が一堂に盛りつけられた唯一無二の音楽理想宮を創造した孤高の人Harry Partch。10年近くの自主制作時代を... |
70年代末〜80年代狂騒のNYでArthur Russellらと共にシーンを股に掛けた最重要キーマン |
ドイツに隣接するフランス北東部ストラスブールから登場した三人組Alesia Cosmos。82年にAyaaの旗艦コンピ『Douze Pour Un』に参加、翌年自主レーベルから1stアルバムを発表した... |
イタリアのボローニャを爆心地に突然変異的に発展したイタリアンWAVEの重要バンドConfusional Quartetとも所縁の深いグループThe Stupid Set。33回転の12inchサイズで... |
妄想宇宙を舞台にした神話スケールのメルヘンサーガに基づく膨大な電子音楽作品の数々を生み出した、スウェーデン電子音楽界のオンリーワン男。50年代に遡る電子... |
Francois Tusquesから想像的民族音楽探求協会ことARFIへと注ぐ、民衆のフォークロアの根っこに寄り添うフランス固有のフリージャズシーンを導いた孤高の声... |
歪み果てたロックの残滓に思わず抱きしめたくなるようなポンこつな歌心を滲ませるポストパンクの変種Bomis Prendin。電子楽器とパーカッションのBomis Prendinを中心にCandeee... |
Wolfgang Daunerがいよいよそのマッドな感性をむき出しにしてジャズをぶっ壊しに掛かった69年の大名盤。メンバーは、盟友Eberhard Weber、電子音楽怪盤『Elektronisch... |
実験音楽の到達点を大雑把に踏み越えている音響編集の奇抜アイデアに、ドぎついパロディーセンスと誇大宇宙妄想が反応した特殊グルーヴの数々を生み出した、不世出... |
70年代は改造トラクターに創作楽器を積み込んでドイツの田舎を旅巡業、集まった子供たちをテントに連れ込んだところで、全身を墨で塗りたくった全裸の女と大男... |
ヨーロッパ各地で興った急進的なロック解放の動きの中でもとびきりの過激派。1stを聴いたFred FrithとChris Cutlerがこれは大変だということでイギリスから駆けつけ参加し... |
仏Natoレーベルに集ったポストフリーの遊撃手たちがヒッチコックに捧げた85年作。まずは、ダダイスチックな態度に貫かれた怪パフォーマンスの数々で知ら... |
フトゥリズモのお国で興った、ヨーロッパでも図抜けて先鋭的なイタリアのアートパンクショックを先導した最重要バンドConfusional Quartet。80年代に大いに盛り上がる... |
原始人みたいな風貌でラッパ吹きながら斧でドラムぶっ叩いているジャケが内容を物語る名盤。ドイツに隣接する立地条件もあって、パリとはまた異なる特異な地下シーンが育まれたフ... |
Colette Magnyによって切り拓かれたフォークロアとジャズの接点を模索する動きから現れたFrançois MechaliとJean-Louis Mechaliを中心に、Jean Cohe... |
その内向きなロック衝動とポップマジック全開の歌心から、裏Brian Wilsonの異名を持つ宅録ポップスターR.Stevie Moore。オリジナルは76年に僅か100枚のみプレスされた入手不可能な... |
天上から吊るされた九つのベルの間を定められたパターンに従ってぐるぐる歩きながら打つという、実験音楽家Tom Johnsonの82年のパフォーマンス。ロフトジャズからPhil Niblockまで、... |