she ye,ye























180 M58

ザ・精子ってグループ名で逮捕者も出すほどの公然猥褻パフォーマンスを繰り広げた70年代前衛期のお騒がせな活動を経て、80年代からは、ドラムマシン、シンセ、自身の信仰するチベット仏教の精神性をちゃんぽんする謎の宅録実験に取り組んだ、フィンランド偉人変人列伝の筆頭Pekka Airaksinen。膨大な宅録音源をCD-R化し黙々とセルフリリースしていた90年代の自主盤群の一枚となる96年作(録音は80年)。遥か彼方の星々に想いを巡らせたシンセの独演。狂気の煌めきを宿した電子音の揺らめきと、意識下にじっとりと忍び入ってくる濃密な静寂に覆われた全16曲。試聴は、『M64(黒眼銀河)』から。サイキック!

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Löwenherz

UnknownmiXをはじめとする急進的なポストパンクグループが台頭する80年代チューリッヒの地下シーンを先導した異才、Karl Löwenherz。サウンドトラック、劇場音楽、宅録風の断片的演奏を含む私蔵音源を二枚のLPにまとめて発表した83年作。抜き身のエレクトロニクスを中心に、犬の櫛、タイヤチェーン、定規などガラクタもろもろフィーチャー。同氏が率いたチューリッヒポストパンク最重要グループのひとつDressed Up Animals結成前夜の録音であり、行き先不明の創作エネルギーの迸りをビビッドに感じることができる強力な内容。矢継ぎ早に転調していくコラージュ的構成も◎。大推薦盤!

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180
180 Parlez-Moi D'Humour

ポストフリーを模索する動きに接続された仏ジャズシーンでの活動で知られるキーボード奏者/作曲家であり、Jean MessagierやLadislas Kijnoと共に活動した抽象表現主義の画家としてキャリアも併せ持つ、フランスの異才Yves Hasselmann。ヒューマニスト写真の系譜に位置図けられる、フォトジャーナリストMarc Paygnardの展示会の為に制作された、85年の自主制作カセットテープ。庶民の日常に向けられたユーモアと親しみに満ちたその眼差しと響き合う、ほのぼのシュールな浮遊感を放つ箱庭スケールの宅録電子音楽集。同写真家によるスリーヴフォトもすてき。大推薦盤!

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Rock And Roll Of Maison De L'Enfance

小規模制作専門のプレス業者として50年代のパリに創設され、そこに集った無名の宅録音楽家、子供楽団、ローカル劇団、自称詩人たちの優れた作品を紹介する地域レーベルへと成長していくLe Kiosque d'Orphée。素人持ち込みの宅録音源をそのままプレスしたような私的レコードも潜む魔境。8歳〜12歳のちびっ子によって、パリ郊外ポワジーの児童センターで結成されたバンドの演奏が収録されている82年の七吋盤。アンプに直結された紙箱ボディの電気ギターなど、演奏している楽器の多くが手製という点も高得点。トライアングルがいい仕事してる『La Paix(平和)』など全2曲。大推薦盤!

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180
180 Marovany / Valiha

アフリカとアジアが交わるマダガスカルの地理的民族的特性を象徴する、ヴァリハ(竹製円筒型)とマロヴァニー(木製箱型)と呼ばれる東南アジア由来の伝統ツィターの響き。人類学者/民族音楽学者Xavier Bellengerによって現地で録音され、同氏によって設立された独立系レーベルGREMから発表された85年作。まずは、南部に住む農耕放畜民族マシコロの人々による、トロンバと呼ばれる神仏との交信儀式の為のマロヴァニーの演奏から。何処までも昂まっていく反復と転調の綴れ織りにもっていかれる、心地良い陶酔感に満ちた爪弾きミニマル。よりアジアが鮮明になるヴァリハの響きもサイコー。大推薦盤!

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Changing Seasons

ベトナム戦争の後遺症に苦しみながら質屋の店先で手に取ったヴァイオリンで演奏を始め、Leroy Jenkinsとの出会いを経て70年代ロフトジャズムーヴメントの最前衛で活躍、その後10年間に渡ってSun Ra Arkestraでも活動したヴァイオリン奏者Billy Bang。日米地下音楽の最深部を媒介する、異能音響エンジニア杉山和紀の自主レーベルBellowsに残された81年作。William Parker、土取利行、河野雅彦を迎えて録音された、四季の移ろいをテーマにした全4曲。まずは、ゆらりと青白く揺れる鬼火のような冷たい熱を放つ一曲『Summer Night (With Crickets)』から。大推薦盤!

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180 In Die Nacht

Conrad Schnitzlerと並ぶ、ドイツ電子音楽進化史の歪みから現れた宇宙人的存在Asmus Tietchens。脳みそエクササイズに最適な謎の音響抽象画が大半を占める同氏の膨大なディスコグラフィーに在って、なんとも云えない歪んだポップセンスが露呈している、80年代にかけてSky Recordsにおいて発表されたシリーズの一枚となる82年作。まずは、後に立ち上げるひとり覆面企画Hematic Sunsetsを想わせる亜空間トロピカル『Regenwald(熱帯雨林の意)』から。シリーズコンプリートして並べて飾りたいアートワークはご本人作。一部コレクターの間で珍重されている希少なPallasテストプレス盤。大推薦盤!

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Nuclear Cafe

イリノイ州ゲイルズバーグの自宅地下室で録音されたという、Alan Nelsonなる無名の潜伏音楽家による84年の自主制作盤。The Immortal Mice Menなるグループでも活動していたようですが、その他の情報はほとんど無し。R. Stevie Mooreあたりを彷彿とさせる、こじれたお手軽感と天然の前衛志向、そこに産業社会に向けられた痛烈な批判的精神が際どい情緒を添えている良質のアウトサイダーポップ。ミニマルシンセ調の『Paper Towels』、もつれるビートに騒音コラージュを差し込んでくる謎センスに脱帽の『Luv And Danse』など、稀なバランス感覚を堪能したい全11曲。大推薦盤!

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180 Africa Sanza

リズムボックスやシンセをもりもり導入した80年代にかけての電子アフロワークスをまとめた永久保存コンピが次々にリリースされ、世界中で再評価の嵐を巻き起こしたカメルーン出身の鬼才Francis Bebey。自主レーベルOzilekaに残した82年作。サンザと伝統楽器をお供に、アフリカ大陸奥地の風景を巡る巡礼旅仕立て。ピグミーをはじめとする諸部族の音楽から培養された豊饒なポリリズム感覚に包まれる全8曲。多重録音の魔法が駆使された、五感に染み渡ってくるようなオーガニックな空間づかいも圧巻。試聴は、静かに満ちていく爪弾きの綴れ織り『Kapsiki』から。全編めちゃくちゃソウルフル。大推薦盤!

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Unknown Public 11: Beauty And Terror

創造的な音楽活動の諸相を結ぶ統合的な耳の眼差しによって編集された、英国発のCD付き音楽ジャーナル『Unknown Public』。コンピ仕立ての選曲の素晴らしさは勿論、毎号異なるデザイナーが手掛けるアートワークも秀逸。00年第11号。まずは、Depeche ModeのAlan Wilderが立ち上げた実験音楽プロジェクトRecoilの『Jezebel』から。サンプリングとは異なる魔術的な音声錬成術によって、半世紀も前のGolden Gate Quartetのゴスペルが原曲とは全く別の魔物となって召喚されている魔改造エレクトロ。ロシアの異能作曲家Iraida Yusupovaによる、チェロとテープの為の無伴奏ソロも秀逸。大推薦盤!

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180 Le Trésor du Rêve

言語の徹底的な破壊から始まった前衛芸術運動レトリスムの作家たちとの交流を経て、音響彫刻Structures Sonoresを伴奏に用いた唯一無二の口承文芸パフォーマンスを生み出した言語芸術の巨匠Bruno De La Salle。大変希少になっている70年代の作品。Structures Sonoresの謎めいた響きと語りの魔法とが交わる、ほのぼの悪夢な味わいの文芸音響劇。そしてこのシュールな世界を形作るもうひとつの柱となる見事な装画を手掛けているのは、Fernando ArrabalやAlejandro Jodorowskyによって先導された『パニック』と呼ばれる前衛芸術運動に共鳴した異能風刺画家Christian Zeimert。家宝にどぞ。

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Die Gesunden

新たな覚醒の時代の到来を告げた80年代西ベルリン発のオルタナティブ運動『天才的ディレタント(Geniale Dilletanten)』の仕掛人のひとりであるMabel AschennellerとEschi Rehm(ex Geile Tiere)による、伝説のエレクトロデュオDie Gesunden。82年のフルアルバム(45回転仕様)。82年というと、DAFの独ツアーのサポートアクトにも起用された絶頂期。むき出しの電子音でずんずん迫ってくるプロトテクノ調のミニマルエレクトロから、耽溺気味の異形シンセポップまで全10曲。リリースは、重要作がずらり並ぶKlaus Schulzeの自主レーベルInnovative Communication。大推薦盤!

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180
180 Fables

各地から招待された不定形のメンバーによって77年から毎年一週間に渡って開催され、ダンサー等も巻き込みながらインプロヴィゼイションの道なき道を切り拓く前線拠点となった、Derek Bailey主宰の即興実験の庭『Company』。Dave Holland、Evan Parker、George Lewisを迎えた編成による80年作。会場となったのは、産業主義や商業主義へのカウンターとして生まれたアーツ&クラフツ運動の歴史が刻まれたArt Worker's Guild。手仕事への回帰を提唱したその思想性とインプロヴィゼイションの哲学が交わる歴史的ミーティング。Company史上屈指のアートワークはJamie Muirの仕事。大推薦盤!

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Leave Us Alone

一部好事家の間で珍重されている77年の低予算宇宙人スリラー『フォーズ 謎の不可触領域』のオリジナルサウンドトラックの作者である、サクラメントを拠点に活動する作曲家Jeff Bruner。その翌年、謎の変異を遂げて発表された78年の二曲入り自主制作七吋盤。それまでほとんど聴いたことがなかったというレゲエの割とあてずっぽなイメージと、『フォーズ』から続く宇宙人系電子ギミックが反応。図らずも、General Strike辺りの宅録実験の辺境に通じる脱線系トロピカルもどきに仕上がってしまった逸品。当時のヤバい未発表曲が公開されているご本人のサウンドクラウドも必訪。デッドストック少数発掘。大推薦盤!

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180





Wayne Horvitz


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