NEW ARRIVAL |
『The Dartmouth Composers』と銘打って、ダートマス大学に所縁の深い作曲家を紹介した81年のレコード。巨匠Christian Wolffと並んで収録されているのが、同大学内に米国で... |
タイトルとジャケデザインはSun Raの『The Heliocentric Worlds Of Sun Ra(サン・ラーの太陽中心世界』を捩っていることは明らかですが... |
アボリジナルから古代エジプトまで股にかけるオーストラリアの作曲家/音楽療法士/創作楽器奏者Michael Atherton。これと同年の87年に、打楽器奏者Michael Askillと共に古今東西... |
オリジナルは『首狩り戦士の音楽』と題した希少な10吋盤。装いも新たに72年にVogueによって再発された際の一枚。かつての首狩りの風習で知られる、ボルネオ島に... |
80年代初頭のメルボルンから登場したNot Drowning, Waving。高性能な音響感度を備えるDavid BridieとJohn Phillipsによって結成され、ロックの作法に熱帯性のエキゾチシズム... |
世界各地の音響景色を股にかける四次元の旅人Michael Athertonと同年に発表する『Southern Crossings』が、アボリジナルの精神風土と響き合うオーストラリア発のご当地ニューエ... |
70年代からの創作の歩みを映像で辿る『musée』と題したセルフショートフィルムによると、プログレッシヴロックグループでの活動を経て、80年代から電子音楽の道へと進み、ダンス... |
メルボルンの作曲家/オルガン奏者Douglas Lawrence。73年〜79年の間に二作品に渡って発表された、オーストラリア実験音楽史の重要作『Reverberations』の79年の第二。オーストラ... |
まだ無名だった頃のDe Fabriekなどの優れたご当地バンドを見出し、H.N.A.S.やTRAXやX-Ray Popといった世界各地に点在した創造力のホットスポットを結びつけたアムステルダム発... |
70年代クラウトロックのダークサイドを最もディープに体現した異界の住人Peter Frohmader(ex Nekropolis)。死都妄想を基にした初期のゴシックコズミック路線の絶頂を超えて、以降... |
『私は部屋で座っている。私が話しているのを録音して、もう一度再生する。それを繰り返し何度も何度も…』という言葉で始まる、Alvin Lucierの音響錬金術... |
ポストパンクの文脈からはみ出す変異種が数多く潜む、80年代オスロ発の地下シーンを象徴する重要人物、ListerことAndré Lister(aka Opoponax/Achmed)が率いた... |
伊Crampsの名物シリーズNouva Musicaに残した『中国の月』で知られるブカレスト出身の作曲家Costin Miereanu。フランス移住後に発表した、ミニマルミュージックやミュージック... |
世界各地の民族風景から、神秘と謎に満ちたエキゾチックな仮想儀式空間を培養するフランスのインダストリアルグループVox Populi!。兄弟分のPacific 231ことPierre Jolivet... |
音楽と視覚芸術の境界を超える実験を70年代から行ってきた、スイスの作曲家Christian Oestreicherと美術作家Richard Reimann。その集大成として、ジャズや電子音楽といった異... |
ノルウェーのマルチ奏者Svend Undseth(ex Vanessa)。ご当地アンビエントの先駆となった79年の『Grenseland』発表後、映画や現代バレエの為の複合空間芸術としてのサウンドト... |
英国中部の工業都市シェフィールド発の実験演劇集団Forced Entertainmentの活動に関与する作曲家/サウンドデザイナーJohn Avery(ex Hula)。80年代インダストリアルシーンで頭角を現した... |
街角の喧騒、行き交う車の騒音、港の霧笛、そんな都市の風景の中に自ら没し、NYの路上から音楽を生み出した盲目の音楽家MoondogことLouis Hardin。約20年に及んだN... |
独裁体制下の80年代メキシコで、SyntomaやSizeらによって切り開かれた非公認対抗音楽シーンから登場したグループInterface。その仕掛け人のSamir Menaceriとは... |
70年代クラウトロックの影響下で独自の宅録システムを構築し、80年代にかけて謎めいた電子音楽作品を残したブレーメンの電子音楽家Ulrich Blume。自ら立ち上げたレー... |