NEW ARRIVAL |
五月革命の余熱が燻ぶる70年代初頭のパリで前代未聞の黒人演劇集団Griotsを旗揚げし、そこで養った演劇的表現とブードゥー由来の霊性を結び付けた漆黒のスピリチュアルシャ... |
テープレコーダー片手に街の喧騒や路傍のミュージシャンたちを録り歩き、50年代NYの雑踏の中からMoondogを見出すTony Schwartz。そんなどこかお伽めいた都市のフォークロアを形作る... |
劇場や舞台から飛び出し、世界各国のフォークミュージック、ファンファーレ、マーチ、民間信仰、古代儀式、祭り、路上演劇、サーカスといった民衆のフォーク... |
古今東西の音楽を呑み込んだ超大陸音楽集団Aktualaにも参加したAttilio Zanchiを中心に結成されたMaad。急進派フォークスから最前衛の即興演奏家まで出入りした名物レーベル... |
Guitarvinaなる自作の16弦ギターや中国の古筝などを操り、大陸を渡って異文化を運んだマジャル人の混交と回帰の旅を描き出すハンガリーの鬼才Sandor Szabo。アンビ... |
CanのIrmin Schmidtのプロデュースで制作された、スイスのギター奏者Thomas Diethelmの81年作。フォークロアの栄養がたっぷり織り込まれたアコースティックギターのめくるめ... |
世界の民族音楽を栄養源とするLou Harrisonの作曲法に影響を受けた作品を残している米国の作曲家Peter Garland。リリースは、西海岸実験音楽の要所Cold Blue Recor... |
国内外の急進派フォークスが集ったミュンヘン発の良質地下レーベルTrikontに残された、フォークトリオTonschusserの78年の作品。ドイツ語で森のツィターを意味する洋梨型のシターン... |
Sebestyén Mártaらと共に、伝統と現代を結ぶハンガリー発の創造的なフォークロア復権の動きを先導したCserepes Károlyを中心に、次世代の音楽家によって75年に結成された... |
テープレコーダー片手に街の喧騒や路傍のミュージシャンたちを録り歩き、都市に息づくフォークロアを詩情豊かにあぶりだす名盤の数々を残した街角録音名人Tony Schwart... |
古代ケルト人の影響が少なからず残されていると云われるイタリアでケルトハープを復活させた先駆者Vincenzo Zitello。Franco Battiatoが率いた幻の実験音楽集団Telaio Magneticoや... |
80年代に二枚のレコードを残したドイツのフォークバンドKolibri(ハチドリの意)。85年に発表した自主制作の2ndアルバムにあたる作品。アコースティックギターを中心に... |
ギリシャに生まれ、ヨーロッパ放浪の果てに流れ着いたフランスで、自身の民族的霊性に深く根ざした紛れもない魂の歌を生み出す孤高のシンガーソングライターAngelique Ionatos... |
Gruppo di Improvvisazione Nuova ConsonanzaやMusica Elettronica Vivaの名を挙げるまでもなく、世界の即興音楽シーンをぶっちぎりで独走していたイタリアに於いて... |
ブラジル土着のフォークロアに、ロック、ジャズ、その他もろもろ取り込んで大変混み入った音楽を生み出した名物バンドA Barca Do Solの仕掛け人であり、Egberto Gismonti... |
フランス北東部ヴォージュの山岳農村地域に古くから伝わるエピネット・デ・ヴォージュと呼ばれる素朴な箱型ダルシマーに焦点を当てた名物シリーズの一枚。演奏しているのは古楽器奏者... |
農村の風土と汎地中海性の異郷成分が厚く沈殿した固有のフォークロアが息づく豊饒の地、オクシタニア。仏伊西のポストフリーを模索する動きとも密接に結びついていく... |
ジャズでも現代音楽でもなく、アメリカのフォークロアやロックの語法から導き出された即興演奏の道を示し、John Zornらと並んでアメリカ産即興音楽の土台を築い... |
後にNY実験音楽最前衛のExperimental Intermedia周辺でも活躍する即興演奏家David Watsonによって、ニュージーランドのウェリントンで80年代初... |
イスラム教の伝搬に伴って世界各地に分散し、ご当地の風土と混じり合って様々に変化ていった各地のイスラム音楽の痕跡を、『楽器』という共通言語を手掛かりに辿る全6編に及んだ... |