NEW ARRIVAL |
アボリジナルから古代エジプトまで股にかけるオーストラリアの作曲家/音楽療法士/創作楽器奏者Michael Atherton。これと同年の87年に、打楽器奏者Michael Askillと共に古今東西... |
お隣りカタルーニャと同様に政治的弾圧からの解放エネルギーによって、フォークロア色の濃い独自の芸術文化が花開いたバレンシア。そんな伝統文化再興の昂まり中から生... |
ジャケに美しい風景写真をあしらい、音楽に限らず土地土地の生活風土まで捉える耳の視点で綴られた、民族音楽研究家Deben Bhattacharyaプロデュースによって60年代から始まっ... |
ニッポン音楽史における東西混交の原点を、二つの歴史的録音から照らし出す76年の二枚組ボックス。ひとつは、1605年に長崎で印刷されたキリスト教の典礼書『サカラメンタ提要』... |
67年〜71年にかけて、ハンガリーのサボーチ州の村々で録音されたジプシーの音楽を二枚のレコードに収録した76年作。プロ楽士によるジプシー風器楽音楽ではなく、楽器を持... |
ビートジェネレーションや前衛芸術運動と相関する60年代の活動を経て、70年代になるとそこから自身のルーツである南イタリアの伝統音楽や中世ナポリ由来の舞曲タランテラへと接... |
ノルウェーのマルチ奏者Svend Undseth(ex Vanessa)。ご当地アンビエントの先駆となった79年の『Grenseland』発表後、映画や現代バレエの為の複合空間芸術としてのサウンドト... |
オーストラリア北部から西部にけけて住む先住民族とトレス海峡の島々に住む先住民族の音楽にフォーカスした65年の現地録音盤(録音は55年〜60年)。人類最古の音楽衝動を辿り... |
アマゾンの大詩人Thiago de Melloの息子であり、チリ移住期に残したLos Jaivasとの名演の数々で知られる作曲家/歌手Manduka。Colette Magnyの名盤などでお馴染みの仏... |
音楽が生まれている現場を切り取るスウェーデン発のシリーズ『Reportage:』。この70年作のテーマは、Pärson Sound〜Träd, Gräs Och Stenarといった特異... |
トルコから北欧に渡り、Okay Temizが先導する異種交配実験の最前線に食い込む活動を展開したトルコ人木管奏者Ziya Aytekin。スウェーデンのトルコ音楽専科Origoレーベルに残さ... |
南米のヌエバ・カンシオン運動に共振する形で76年にイタリアで結成され、現在に至るまで40年以上も地道な活動を続けているCordigliera Ensemble(山脈楽団)。長い活動の中... |
ブラジル北東アマゾン川流域の各地で独自進化を遂げたローカルミュージックを手掛かりに、ブラジル混血音楽の源泉を辿る70年代の現地録音盤。制作者は、徒歩とカヌーでアマゾンの先... |
ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフのソビエト時代の映画から編集された88年のサウンドトラック集。これがただ並べただけの作品集とは異次元の内容。『日陽はしづかに発酵し…』... |
フランコ独裁政権下で厳しい弾圧に晒されたバスク文化の復権を旗印に、伝統楽器を前面に配置したり、精神科医の経験から自閉症児の叫びに着想を得た独特の歌唱法を編み出したり... |
農村の風土と汎地中海性のエキゾチシズムが厚く沈殿した固有のフォークロアが息づく南欧オクシタニアのフォークグループLos Deu Larvath。フリージャズ以降の即興演奏を模索す... |
Gruppo Folk Internazionale、Ensemble Havadia、Strumentoconcertoといった、汎地中海性の多文化フォークロアを出発点に大変ややこしい音楽を生み出した一連の... |
ブラジルに渡ってバイーア連邦大学で音楽教師として教鞭を執り、Gilberto GilやCaetano Velosoといった逸材を育てたスイス生まれの現代音楽家/創作楽器ビルダーのWalter Smatak。... |
50年代から活動するベネズエラの歌手/作曲家Chelique SarabiaことJosé Enrique Sarabia。60年代〜70年代にかけてベネズエラで盛んに行われた伝統と現代の融合実験の... |
Ocoraのアフリカ未知音楽探訪の中でも名作中の名作に挙げたいエチオピア編。通常の定点収集とはことなり、首都アディスアベバの都市の営みの中で息づく現代の民族音楽と、古代から変わらぬ... |