NEW ARRIVAL |
20世紀初頭から、Zoltán Kodályと共にフォノグラフ(蝋管録音機)を携えてハンガリー各地の農民音楽の収集に取り組み、自らの音楽活動にもその滋養をたっぷり取り込んだ... |
マイムパフォーマーと空間デザイナーによって65年のアムステルダムで旗揚げされ、音楽家、美術家、舞踏家、その他有象無象を巻き込みながら、教会、運河、造船所、鉄工... |
ジャズでも現代音楽でもなく、アメリカのフォークロアやロックの語法から導き出された即興の道を開き、John Zornらと並んでアメリカ産即興音楽の土台を築い... |
松尾芭蕉に時空を越えて憑いたという世にもバッドトリップな幻覚イタコ体験から、名前に芭蕉を冠した交霊音楽家Robbie Basho。John Fahey譲りのアメリカンフォークロアの原始主義的解釈に... |
現在は俳優や喜劇役者としても活躍しているフランスの特殊歌手Antoine Tomé。アフリカのグリオなどの伝統音楽に影響受けているとされますが、詩そのものよりもリズムや響きに... |
想像的民族音楽探求協会ことARFIの活動に深く関わる変わり者の歌のお兄さんSteve Waring。民謡や童歌に由来するARFIの音楽の人懐っこさは、この人の歌心に依る所も... |
大陸古来のシャーマニズムが息づく南シベリアの考古学的探究と、ペレストロイカに起因する80年代後半にかけてのロシア地下音楽シーンの激しい進化のうねりとが反応して現れ... |
民族音楽から現代音楽まで呑み込む伊産サウンドトラック進化実験の最前線で、数々の名盤怪盤を生み出した良質レーベルEdipanの一枚。サントラではないみたいだけど、なにやら不... |
しゃもじみたいな木片をゴリゴリ奏でるとっても珍妙な創作楽器ダクソフォンや自家製の改造ギターを操り、2011年に亡くなるまでドイツ即興音楽シーンの第一線で活躍し続けた... |
74年のカーネーション革命へと注ぐ、ポルトガルの反ファシスト地下運動を導いた闘う歌人、ZecaことJosé Afonso。この時すでに病の床にあり、全ての曲を完成させることは出来... |
伝統と現代を結ぶ気鋭音楽家の登場によって、フォークロアを新たに次元に導いていこうとする動きが盛んになっていた80年代のハンガリーで、あえてフォークロアの深... |
演劇や即興の領域にまで踏み込む実験性と、社会問題に鋭く切り込む不屈の批判的精神を備える、イタリアの豊かなフォークロアに育まれた孤高の声、Giovanna Marini。その比類ない... |
世界に向けていち早く開かれたポルトガル産フォークロアの混交と回帰の旅路を体現するマルチ奏者Julio Pereira。フォークミュージックの新たな解釈を示す良作が潜むリスボンの... |
東洋と西洋の狭間で育まれた豊かなフォークロアから錬成されたブルガリアの合唱芸術。50年代に、村々に伝わる民謡、農作業歌、子守唄、冠婚葬祭の儀礼歌等々を自らの足で収集... |
伝統と古典の厚い古層を栄養源に、固有の進化を遂げる旧チェコ発のジャズ進化実験を導いた特殊フルート奏者Jiří Stivín。その動きに、ヨーロッパ即興シーン最前... |
三管をノンブレスで同時に吹き鳴らすラウネッダスなどの伝統楽器を中心に据えたサルデーニャのグループSuonofficina。仕掛け人は、地中海の原風景に迫る伝説の古楽... |
Jiri Stivinらによって先導された80年代プラハ発の先鋭的なジャズ進化実験の成果のひとつ。古典と伝統の厚い古層に現代的な解釈で切り込むグループ、Trijoの89年作。現代音楽グル... |
Colette Magnyによって開かれた、ジャズとフォークロアの接点から現れた二名の異能打楽器奏者、Yves Herwan-ChotardとChristian Fau。いずれも、Confluenceなどの移民系混血音楽か... |
魂の彷徨者Loren Mazzacane Connors。長い自主制作期を経て、初めて第三者からのリリースとなった91年の作品。最初にこの異才を広く紹介したレーベルは、ブル... |
ポーランド南部の古都クラクフで78年に結成され、ダンスなどにも接続された総合シアター的パフォーマンスを繰り広げた民族音楽/即興演奏グループAtman... |