NEW ARRIVAL |
土着と洗練の端境の住人Nana Vasconcelos。Pierre Barouhに惚れ込まれてフランスで活動していた頃に、Saravahに残した作品。Milton Nascimento率いるミナス派重鎮Nelson Angel... |
80年代は『Kalimba de Luna』等のエスノイタロ路線でヒットを飛ばすイタリアの特殊パーカッショニストToni Esposito。その実験段階とも云える初期の作品群は、空間力み... |
バロック音楽とジャズのとんでもなくスリリングな交配グルーヴを生み出したBaroque Jazz Trioのチェロ奏者Jean-Charles Capon、同じくSaravah周辺のお仕事からColette Ma... |
フランス地下音楽の殿堂FUTURAレーベルの中でも、Semool、Horde Catalytique Pour La Fin、Jean Guerin、Jacques Berrocalといったどえらい作品ばかりを揃えた最も実験的... |
60年代にはすでにジャズと西洋音楽とペルシア古典音楽まで丸呑みした唯一無二の世界を作り上げていた中東シリア出身のダブルベースの哲人Francois Rabbath。そんな無国籍かつ... |
スウェーデンの画家Ola Freijdが86年に行ったエキシビションの為に制作された音楽を88年に作品化した一枚。音楽を担当しているのは、ポストパンク、プログレ、インダストリ... |
松尾芭蕉に時空を越えて憑いたという世にもバッドトリップな幻覚イタコ体験から、名前に芭蕉を冠した交霊音楽家Robbie Basho。John Fahey譲りのアメリカンフォークロアの原始主義的解釈に... |
この後80年にBrian Enoの『Ambient』シリーズに抜擢されて一躍有名になるツィター奏者Laraaji。まだEdward Larry Gordonと名乗っていた頃に自主制作で発表した78年の作... |
A.T.R.O.X.やThe Doubling Ridersといった、ミラノ実験音楽シーンの豊かさを象徴する名物バンドを手掛けた異才Pier Luigi Andreoniによる別動名義、Andreolina。ミラ... |
A.T.R.O.Xの首謀者Francesco PaladinoとPier Luigi Andreoniによって結成されたThe Doubling Riders。この作品から、超大陸音楽集団AktualaのWalter Maioliとの伝説グループ... |
ジャケットからしてただもんじゃない雰囲気をモリモリ漂わせるこちらの方はじつは音楽家ではなく、パフォーマーで彫刻家で画家のRenato Meneghetti。これは80年代の音楽... |
どこでもない第四世界の空想民俗音楽を提唱した奇才Jon Hassell。これは『The Dream |
異能画家Abdul Mati Klarweinのヴィジュアルと共鳴しながら、『第四世界』と銘打った想像上の音響理想郷へと踏み込んでいく特殊トランペット奏者Jon Hassell。81年発... |
Colette Magnyのお導きを受けてヨーロッパで最初のフリージャズ作品を録音したFrancois Tusquesが、その後仏ジャズ最前衛の知性と実験成果を引っ提げて音楽を再び街角に取り戻す... |
ミナス・ジェライス連邦大学でギターの修士号を取得したのちに渡欧、フランスでOlivier Messiaenに学び、Pierre BoulezのもとでIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)に参... |
土俗の闇からインプロヴィゼイションミュージックの根源に切り込む咽喉霊媒師Tamia。のちにスイスの太鼓無双Perre Favreとの出会いを経て器楽を交えたスタイルに変わってい... |
西洋、アフリカ、アラブ、アジアが一堂に会する地中海の音楽的坩堝をビビッドに体現する名盤。ヴァイオリン奏者Mauro Paganiが78年に発表した1stソロアルバ... |
お馴染みスピリチュアルジャズの伝道師Don Cherryが70年代初頭に行った霊験あらたかな |
初期Stormy Sixに参加した後、脳内辺境の最果てへの旅に擬えた宅録スケールの音響実験に取り組み、持ち前の歌心、無国籍的なエスノ志向、サイケの余熱などが反応した想... |
仏ジャズ/即興音楽シーンの第一線の演奏家たちと活動を共にした異端歌手Gilles Elbaz。傑作揃いの70年代の作品の中でも、最高傑作のひとつに挙げたい79年の二枚組大作。静かな... |