NEW ARRIVAL |
音響/エレクトロニカ全盛の90年代末期の音楽界に衝撃をもって紹介された88年の傑作『Plux Quba』で知られるポルトガルの作曲家Nuno Canavarro。その二年後の90年に録音され... |
内なる宇宙を開く道導としてメキシコ人音楽家David Hykesによって編み出されたハーモニックチャント。その歴史的成果と、世界各地の民族音楽の統合・拡大へと進化した80年代... |
フォークロアとジャズグルーヴを結びつけた70年代Pedro Ruy-Blas及びDoloresへの参加を経て、バスクの牧童が通信手段に用いたという木板を棒で打つだけの音霊発生装置、... |
かつてオートボルタと呼ばれた現在のブルキナファソでの録音。Ocoraのラインナップの中で最も希少になっている、50年代〜60年代初頭に発表された最初期の十吋シリ... |
Aksak Maboulの世界と相互作用する、世にもマジカルな音楽を生み出したベルギーのグループCosの仕掛け人Daniel Schell。Cosの名作『Babel』と同年の78年に、歌手のDick... |
土地土地の風土、人々の営み、旅の匂いなんかまで感じさせる音楽的旅情豊かな現地録音盤の数々を残したフランス人ジャーナリスト、François Jouffa。60年代に妻と訪... |
80年代ニッポン地下音楽の深淵に佇むWhite Hospitalを母体に、小長谷淳のGrimと袂を分かつ形で結成された桑原智禎を中心とする伝説のグループVasilisk。小長谷淳が主.. |
ヴェネツィアで古典を学び、Franco Battiatoの70年代末期にかけて発表された素描的な音響実験作に参加、以来互いの世界に影響を与え合うように共演を重ねているヴァイオリン奏者/作曲家... |
サルディニア島と並ぶ地中海性合唱の産地、コルシカ島。70年代から続く伝統音楽の復興運動が育んだ豊かなご当地フォークシーンから登場した、Patrizia PolとPatrizia... |
Steve Roachとの仕事で知られる手練の音響職人でもある米西海岸の作曲家Loren Nerell。世界各国の民族音楽にも造詣が深く、とりわけ自らも奏者であるガムランについては現地に... |
コロンビアの人類学者Jorge Lopez Palacioによって、70年代に結成されたグループYaki Kandru。先住民族の精神風土を独自の音楽言語で結びつけ、前人未到の土俗の... |
古代ケルト人の影響が少なからず残されていると云われるイタリアでケルトハープを復活させた先駆者Vincenzo Zitello。Franco Battiatoが率いた幻の実験音楽集団Telaio Magneticoや... |
オーストラリア大陸北東アーネム・ランドに居住するアボリジナルの儀式的リーダーであり、樹皮画家、作曲家、さらにはアボリジナルの土地所有を巡る政治的活動、俳優... |
民族弾圧からの解放やフォークロア復権運動を経た新しいご当地音楽を模索する動きに、電子音楽、環境音楽、ミニマリズム等を組み入れた現代的なアプローチで参加... |
マヤやアステカといったメソアメリカの霊性と最先端の音響的実験を結びつける、プレヒスパニックと呼ばれるメキシコ発の特異なシーンを導いた人物であり、同じころ霊性回帰へ... |
Paolo Fresuらが先導する先鋭的な地中海音楽進化実験にも接続していくギリシャのシンセ奏者Vangelis Katsoulis。チャイコフスキーの『眠れる森の美女』を捩ったタイトルの8... |
ポーランド南部の古都クラクフで78年に結成され、ダンスなどにも接続された総合シアター的パフォーマンスを繰り広げた民族音楽/即興演奏グループAtman... |
ジンバブエ独立後の霊性復興を導いた、20世紀最大と謳われる人間国宝級ムビラ奏者Ephat Mujuru。ムビラ、ひょうたんマラカス、コーラス、ダンサーを含むThe Spirit Of The ... |
Max RoachやElvin Jonesといった米国ジャズ勢に大きな影響を与えた、ハイチの伝説的打楽器奏者Ti RoroことRaymond Ballergeau。打楽器と歌のみで48年に録音... |
Jiri Stivinらによって先導された80年代プラハ発の先鋭的なジャズ進化実験の成果のひとつ。古典と伝統の厚い古層に現代的な解釈で切り込むグループ、Trijoの89年作。現代音楽グル... |