NEW ARRIVAL |
ウルグアイのフォルクローレに新しい風を吹き込んだJaime Roos。その初期の実験成果がビビッドに刻まれている78年の大名盤。仏北西ノルマンディーで録音されたもので、ウルグア... |
ジンバブエの人間国宝級ムビラ奏者Ephat Mujuru。民族の霊性復興を高らかに宣言した、ジンバブエ独立後初のインディペンデントな音楽作品とも云われる81年の歴史的1stアルバ... |
Paulo Mouraとはアフロブラジル音楽の最前線を共に先導した盟友であり、世界的な評価を得ているMarcos Suzanoをアフロブラジル路線に導いた人物でもある希代の音響派鍵盤奏者... |
ジャズの領域を飛び出してフォークロアを横断していったARFIやGRIMらのアプローチと、それとはパラレルに土着フォークロアの深部から踏み出して同じ高みへと向かっ... |
ブラジル音楽の豊饒さを深く体現する二人の巨匠による72年の大名盤。ギター奏者Sebastiao Tapajosと打楽器奏者Pedro SantosがアルゼンチンのTrovaレーベルに残した連作の一番。... |
フィンランドの人々の民族意識の深い部分に根を持つ古楽器カンテレ。30年代から半世紀に渡って活動したカンテレ奏者Ulla Katajavuoriの50年代頃の演奏をまとめた七吋盤。霧がかかったような音... |
豊かな自然環境の中で熟成された詩心とケルトの霊性を結びつけるオーストラリアのケルトハープ奏者、Cathie O'Sullivan。豪即興音楽の最前線で今も活動するサックス奏者Jim Denley... |
映画や舞台の世界で活動したリスボン生まれの作曲家Antonio Emiliano。アルメニア人の世界的ダンサー/振付師Gagik Ismailianの為に制作された88年の作品。... |
豪北部モーニングトン島のアボリジナルの音楽を収録したものとしては最古とされる66年のレコード。本場アーネムランドに比べるとデジュリドゥの歴史は浅いそうで、その分新しい解... |
フリージャズの語法にケルトの霊性を結びつけるスコットランドの異能打楽器奏者、Ken Hyderによる異種交配実験の最初の成果が刻まれた75年の作品。古民謡や舞踊曲にオリジナル... |
民族音楽と現代音楽の音響構造を結びつける打楽器奏者Michael Askill、アボリジナルから古代エジプトまで股にかける四次元の旅人Michael Athertonら、オーストラリアを拠点に活動する... |
第二世代のミニマル作曲家Ingram Marshall。ガムラン音楽の響きの作法を取り込み、ポストミニマルを新たな次元に導いた人物。これがその最初の成果となる79年の作品。500年の歴... |
エレクトロニクスとの融合を果たし、さらなる無限の音響景色に漕ぎだした『Fantagia』に続く83年の童心シリーズ最終章。Robertinho Silva(ex-Som Imaginario)... |
宮廷文化の中で磨き上げられたペルシア古典音楽の中でも、その絢爛さと繊細さにおいて花形とされる打弦楽器サントゥール。奏者は、ペルシア古典音楽の豊かさを世界に示したイランの... |
地中海の異種混交性フォークロアと結びついた80年代伊産コンテンポラリージャズシーンの豊かさを物語る一枚。ダブルベース奏者Paolo Damianiを中心に、Gianluigi Trovesi... |
文明が崩壊した二万年後の北カリフォルニアを舞台にしたUrsula K. Le Guinの85年の傑作『Always Coming Home』。そこに住む架空の女系民族ケシュ族の音楽を物語の世界設定として付属... |
80年代スペインの特異な実験音楽シーンの中でも、とりわけ独自性に富んだ音楽を生み出したマドリッド発の動きに呼応した、地中海の街バレンシア出身の作曲家Jose Luis Macias... |
ノルウェーのギター/シンセ奏者Erik Wøllo。古のフォークロアが息づいている中央高地の山間に育ち、ジャズやロックからの影響を受けた70年代を経て、プロの音楽家とし... |
ジャズ、ロック、現代音楽と結びついた新しい解釈の地中海音楽が次々に生み出されたイタリアで、ポストパンク以降の耽溺した美意識に汎地中海性の民族音楽を持ち込んだグ... |
伝統と現代を結びつけるフォルクローレ進化実験の偉大な功労者Chango Farias Gomezが率いた、ラテンアメリカ混成のクロオーヴァーグループLagrima。76年から82年まで続いたフ... |