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後の即興音楽シーンで活躍するMichael LytleやJon Englishら、当時まだほとんど無名の学生らによって結成された実験音楽集団Iowa Ear Music Ensemble。67年から76年に... |
Bernie Krauseらの取り組みで知られるサウンドスケープエコロジーと呼ばれる音響生態学を出発点に、磨き上げられた響きの感度と鋭い耳の観察力でこの分野を音響芸術の域にまで高... |
民族や時代を超越する音楽的旅をテーマに数々の名作を生み出した初期Touchレーベル。その霊的シンボルとも云えるエジプトの作曲家/カーヌーン奏者Soliman Gamil。伝統と古典... |
クリスタルや金属を用いた『半透明建築彫刻』なるオブジェや、蛍光顔料を用いた絵画など、屈折や反射といった光の効果を作品中に取り込んだ創作を60年代から続けている、ドイツの... |
ブラジルに渡ってバイーア連邦大学で音楽教師として教鞭を執り、Gilberto GilやCaetano Velosoといった逸材を育てたスイス生まれの現代音楽家/創作楽器ビルダーのWalter Smatak。... |
60年代から電子音楽実験の最前線で活躍し、その後音楽ソフトウェアの開発に着手、80年代コンピュータミュージックの最も重要な先駆者のひとりとなった電子音楽家... |
Gruppo Folk Internazionale、Ensemble Havadia、Strumentoconcertoといった、汎地中海性の多文化フォークロアを出発点に大変ややこしい音楽を生み出した一連の... |
国際的に活躍する打楽器奏者吉原すみれによる86年の作品。コンサートホールではなく、立花隆の自宅に集まった僅か20名余りの聴衆を前に行った伝説的パフォーマンスの模様。同... |
即興実験の最前衛から大きく踏み外し、音楽を再び街角に取り戻すべく立ち上がった庶民派アヴァンギャルドWillem Breuker。自身名義では、69年の街角自動オルガンパフ... |
地下音楽の殿堂Futura Recordsに作品を残すなど70年代仏産ジャズの最前衛で活動する傍ら、異端歌手Gilles Elbazとの共演でも数々の名盤を生み出した鍵盤/フルート奏者... |
アフロカリブ進化実験に独自過ぎるアプローチで切り込むマルティニークの異能打楽器奏者Henri Guedon。そんな進化実験過程のすったもんだを抽出培養したような77年の作品。... |
フィリピンのミンドロ島南部の山岳地帯に住む先住民族ハヌノオ族の音楽が収録された56年のレコード(初盤は55年?)。途絶された環境で古来の独自文字をはじめとする固... |
民族音楽学の博士号を持つプエルトリコ系カナダ人打楽器奏者Salvador Ferreras。Folkways Recordsの80年代電子音楽名盤『Computer Music』でも異彩を放っていた作曲家... |
70年代〜80年代フィンランドの有象無象入り乱れる混沌たる創造エネルギーに満ちていた地下シーンから現れた怪人Lauri Nykopp。『Y』と呼ばれる謎の仮想儀式の為の83年... |
トルコから北欧に渡り、Okay Temizが先導する異種交配実験の最前線に食い込む活動を展開したトルコ人木管奏者Ziya Aytekin。スウェーデンのトルコ音楽専科Origoレーベルに残さ... |
音楽が生まれている現場を切り取るスウェーデン発のシリーズ『Reportage:』。この70年作のテーマは、Pärson Sound〜Träd, Gräs Och Stenarといった特異... |
83年に東ドイツの作家Christa Wolfによって書かれた、古代ギリシャ神話のトロイア戦争を舞台にした物語『Kassandra』。それを基に上演された、Astrid Polacek-Draxl... |
かつて首狩りの風習でも知られる、ボルネオ島北部の先住民族ムルット族の音楽を収録した61年のレコード。独自音楽の数々の中で特にユニークなのが、床板を組んだ台で行われる... |
土地土地の風土、人々の営み、旅の匂いなんかまで感じさせる音楽的旅情豊かな現地録音盤の数々を残した、フランス人ジャーナリストFrançois Jouffaによって60年代に録... |
人類学者川田順造の録音と監修によって制作された82年の作品。7年余りに及んだ西アフリカでの現地調査(主に旧オートボルタのモシ族)の中で録音された、300本に上る録音テープから... |