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想像的民族音楽探求協会ことARFIの活動に深く関わる変わり者の歌のお兄さんSteve Waring。民謡や童歌に由来するARFIの音楽の人懐っこさは、この人の歌心に依る所も... |
アフリカ諸国の中では比較的早くから、40以上に上る自国民族の録音収集に取りかかったケニア。『Heartbeat Of Africa』と題した、70年代フィールドワークの成果が刻まれた七吋シリー... |
松尾芭蕉に時空を越えて憑いたという世にもバッドトリップな幻覚イタコ体験から、名前に芭蕉を冠した交霊音楽家Robbie Basho。John Fahey譲りのアメリカンフォークロアの原始主義的解釈に... |
産地不明の民族音楽やロックの残骸から抽出された分類不可能な即興実験に取り組み、米国産即興音楽の土台を築いたギター奏者Henry Kaiser。... |
20世紀初頭から、Zoltán Kodályと共にフォノグラフ(蝋管録音機)を携えてハンガリー各地の農民音楽の収集に取り組み、自らの音楽活動にもその滋養をたっぷり取り込んだ... |
フランコ独裁政権下の民族弾圧に対抗すべく、学生、知識人、音楽家らによって興されたカタルーニャ民俗文化の復権運動『ノヴァ・カンソ』を導いた戦う歌人Raimon。同じ頃、フリージ... |
79年にフランスのSiskinなるグループが残した自主制作盤。17世紀アイルランドの史実を手掛かりに、独自の古典解釈と音響言語で語られる知る人ぞ知るケルトフォークの異端盤... |
ジャズのマレットプレーヤーとしてキャリアをスタートさせ、80年代にAnthony Braxtonのジャズオーケストラに参加、その後も舞台や映画の為の作曲活動を続けている打楽器奏者/作曲... |
劇作家/舞台演出家Federico Tiezziを中心に70年代のフィレンツェで旗揚げされ、ヴィジュアル、言語、ダンス、演劇、サウンド、ファッション、ポルノその他もろもろを呑み込む挑発的... |
複数の謎めいた変名を持ち、Between及びPeter Michael Hamel周辺の名作群に大きく関与した他、70年代クラウトロック進化史に於ける最も重要な実験のひとつとされる民族... |
NYのヴィブラフォン奏者/作曲家Larry Chernicoff。ダンスカンパニーとの仕事をきっかけに始まった独学の作曲の成果が刻まれた83年作。師とするDon Cherryの... |
ロック、ジャズ、近現代音楽、民族音楽、古楽、電子音楽といった、各々全く異なる音楽背景を持ちながら、磨き上げられた響きの視点を共有する新進気鋭の音響派を紹介したシリー... |
カセットテープコンピの形を借りて、民族や時代を超越する音楽的旅を提供する初期Touchレーベルの一本。『The Third Mind』と題したA面は、同レーベルに名作を残しているエ... |
フランコ独裁政権下で厳しい弾圧に晒されたバスク文化の復権を旗印に、伝統楽器を前面に配置したり、精神科医の経験から自閉症児の叫びに着想を得た独特の歌唱法を編み出したり... |
ブラジル北東アマゾン川流域の各地で独自進化を遂げたローカルミュージックを手掛かりに、ブラジル混血音楽の源泉を辿る70年代の現地録音盤。制作者は、徒歩とカヌーでアマゾンの先... |
70年代クラウトロックの末裔であり、そのダークサイドを最もディープに体現した異界の住人Peter Frohmader(ex Nekropolis)。死都妄想を基にした不穏極... |
音楽が生まれている現場を切り取るスウェーデン発のシリーズ『Reportage:』。この70年作のテーマは、Pärson Sound〜Träd, Gräs Och Stenarといった特異... |
ジャケに美しい風景写真をあしらい、音楽に限らず土地土地の生活風土まで捉える耳の視点で綴られた、民族音楽研究家Deben Bhattacharyaプロデュースによって60年代から始まっ... |
アボリジナルから古代エジプトまで股にかけるオーストラリアの作曲家/音楽療法士/創作楽器奏者Michael Atherton。これと同年の87年に、打楽器奏者Michael Askillと共に古今東西... |
アルプスの南チロル地方に生まれ、20世紀FOXの作曲家として数多くのテレビ・映画音楽を手掛けたアメリカ移住期を経て、現在はドイツで活動しているJoe Mubare。自主レーベルYAYA... |