NEW ARRIVAL |
ぬるぬる光るカタツムリの殻から浮かびあがる謎の渦巻き紋様、じつはこれが楽譜。ハンガリーのミニマル音楽家Laszlo Saryが79年に発表した作品。隣のうちから聴... |
ポルトガル植民地時代のアンゴラに生まれ、亡命先のフランスではColette Magnyらヨーロッパ最前衛の歌手や詩人に混じって列強のアフリカ植民地支配を痛烈に非難するフォークソン... |
Nando CarneiroやFernando Falcaoら、次世代の優れた音響派フォークスを次々に紹介したEgberto Gismontiの自主レーベル、Carmoに残されたGrupo Papaventoの84年の作品。オーボエ、... |
紡織の伝統を持ち、現地の言葉で『織り人』を意味すると云うドルゼ族。ピグミーと比較されるその唄を求めて、エチオピア南部アルバミンチ近郊の高地を訪ねた74... |
エレクトロニクスとの融合を果たし、さらなる無限の音響景色に漕ぎだしたEgberto Gismontiファンタジア期のツアーステージを支えたGrupo D'Almaのギター奏者Andre Luiz Geraissat... |
昨今はアカデミー作曲賞なんかも獲得しちゃうほど国際的に活躍しておられるポーランド出身の作曲家Jan A.P. Kaczmarek。次世代のポリッシュジャズを先導するジャズベーシスト... |
箱型の共鳴胴に金属弦が張られたFisher's Fidolaと呼ばれる楽器の奏者としても知られるポーランド出身の作曲家Jan A.P. Kaczmarek。このFisher's Fidolaを両手に持った二本の弓で奏... |
電子音楽の修練のためアメリカに渡りKenneth Gaburoらに師事、その後Essendon AirportのInnocent RecordsやNMA Publicationsといった豪産実験音楽の最前衛が集ったレーベルコ... |
時代がかった歌い回し印象的なフランスの歌手Marie-Ange Cousinが80年に発表した作品。フェイクでモダンな都会的エスノ感覚(例えばZNRのHector Zazouの音楽のような…)に反応する... |
50年代に録音されるも発表されずに眠っていた4名の作曲家の幻の音源を、New World Recordsが76年にまとめたレコード。白眉は、民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示した... |
クラシックに於けるカノン(追複曲)の技法とミニマルミュージックの技法を混ぜ合わせ、ギネスにも載っちゃうほどの物凄い大人数で演奏することで知られる作曲家Wayne Siegel。... |
70年代から己の精神療法のための日記みたいな作品を黙々とリリースし続けるブリュッセル生まれの宅録ミニマリストDominique Lawalrée。... |
80年代〜90年代アテネ発の創造的な地下エレクトロシーンの鍵を握る良質レーベルElfishの三番。レーベルの仕掛け人でもあるギリシャポストパンクの先導者Giannis Papaioannou... |
ウクライナ出身の映像作家/作曲家Iury Lech。スペインに渡り、Suso SaizやLuis Delgadoといった生身の霊性と最先端の音響実験を結びつける動向ともリンクするマドリッド発... |
ドイツの現代音楽家Carl Orffが門弟のGunild Keetmanと長年練り上げた子供の為の音楽教材『Orff Schulwerk』。その初期の成果が刻まれた50年代の独コロンビア盤... |
古楽、民族音楽、ジャズといった古今東西がブレンドされた独自スタイルで国籍不明の響きの風景を描き出すベルギー出身のギター/リュート奏者Gilbert Isbin。アンビエントに... |
このイマジネイティヴな音響風景を呼び起こす映像的表現法が高じて、映画やヴィデオアートの分野でも活躍するFrancesco PaladinoとPier Luigi Andreoniの両名によって... |
まるでコンピューター回路にヒトの血が通っているかのようなソウルフルな電子音楽を生み出す作曲家Carl Stone。83年に発表した1stアルバム。... |
神秘と謎に満ちたエキゾチックな仮想儀式空間を提案するフランスのインダストリアルグループVox Populi!。同じく、何処でもない風景が浮かび上がってくるような脳内旅情... |
自宅の物置を改造したわずか三畳の手製スタジオで三年の歳月をかけて制作された国産実験ホームメイドミュージックの傑作。夭折の天才ギター奏者新津章夫が78年に発表した1stア... |