NEW ARRIVAL |
Max RoachやElvin Jonesといった米国ジャズ勢に大きな影響を与えた、ハイチの伝説的打楽器奏者Ti RoroことRaymond Ballergeau。打楽器と歌のみで48年に録音... |
Colette Magnyによって開かれた、ジャズとフォークロアの接点から現れた二名の異能打楽器奏者、Yves Herwan-ChotardとChristian Fau。いずれも、Confluenceなどの移民系混血音楽か... |
伝統と古典の厚い古層を栄養源に、固有の進化を遂げる旧チェコ発のジャズ進化実験を導いた特殊フルート奏者Jiří Stivín。その動きに、ヨーロッパ即興シーン最前... |
Jeff Sicardら仏ジャズ最前衛に接続された79年の次作『Conscientiousness』でも知られる、ベース奏者Dou Kayaを中心に編成されているアフロジャズグループGroupe Dou。... |
世界に向けていち早く開かれたポルトガル産フォークロアの混交と回帰の旅路を体現するマルチ奏者Julio Pereira。フォークミュージックの新たな解釈を示す良作が潜むリスボンの... |
20世紀が生んだ最も重要な民族音楽学者Hugh Tracey。その膨大なアーカイヴの中から編集された52年の七吋盤。リリースは南アフリカのGallotone。押し寄せる出稼ぎ労働者によ... |
おフランス伝統の道化芝居と現代舞踏を結びつけた異能大道芸コンビPinok et Mathoとの仕事でも知られる、スペイン生まれの作曲家Francisco Semprunと、ギリシャ生まれの作曲家... |
演劇や即興の領域にまで踏み込む実験性と、社会問題に鋭く切り込む不屈の批判的精神を備える、イタリアの豊かなフォークロアに育まれた孤高の声、Giovanna Marini。その比類ない... |
伝統と現代を結ぶ気鋭音楽家の登場によって、フォークロアを新たに次元に導いていこうとする動きが盛んになっていた80年代のハンガリーで、あえてフォークロアの深... |
民族音楽から騒音芸術まで、独自の横断的解釈で編集された、80年代NY発のオーディオカセットマガジン『Tellus』。88年の第19巻は、魅惑の現代中国音楽集。道端歌劇か... |
フランスからの多民族的な音楽文化の影響を受け、様々な独自進化形が生み出されたケベックのジャズシーンから現れたグループ、Mara。そんなケベック仕込みの越境性能を... |
しゃもじみたいな木片をゴリゴリ奏でるとっても珍妙な創作楽器ダクソフォンや自家製の改造ギターを操り、2011年に亡くなるまでドイツ即興音楽シーンの第一線で活躍し続けた... |
ケルトの霊性に、アフリカ、インド、アジア、その他もろもろの民族音楽成分を吸収した音楽的栄養豊かな響きの空間を生み出す、現代ケルトハープの最も重要な使い手と云わ... |
直感音楽期Karlheinz Stockhausenを支えた希代の即興演奏家であり、ニッポンの禅寺で10年も修行を積んだ筋金入りの禅思想家であり、小説家、詩人、パフォーマー、書家、そして教師... |
Annette Peacockの危うげに揺れ動く内面世界が投影された通好みの良作が揃う自主レーベル、Ironic Recordsに残された83年作。74年〜83年の未発表曲を一枚の作品に再構築したもの... |
『サティの七つの音響絵画』と題して、Natoレーベルに所縁の深い面々が約6分の制限時間の中で銘々勝手な解釈のサティを演じている、架空のサティ楽曲集。ガムラン音楽の響きの作法... |
アフリカ諸国の中では比較的早くから、40以上に上る自国民族の録音収集に取りかかったケニア。『Heartbeat Of Africa』と題した、70年代フィールドワークの成果が刻まれた七吋シリー... |
ジャズでも現代音楽でもなく、アメリカのフォークロアやロックの語法から導き出された即興の道を開き、John Zornらと並んでアメリカ産即興音楽の土台を築い... |
共鳴胴に見立てた打楽器の横っ腹にギターのネックを直結しているように見える自前の創作楽器『Drumgita』を操る謎のサイキック魔人Lori Vambe。Drumonyなる自主レーベルの... |
マイムパフォーマーと空間デザイナーによって65年のアムステルダムで旗揚げされ、音楽家、美術家、舞踏家、その他有象無象を巻き込みながら、教会、運河、造船所、鉄工... |