NEW ARRIVAL |
マジャルの血を引くスイス人サックス奏者Claudia Raths。チューリッヒの大学で専攻した民俗誌の研究から、先祖の霊に導かれるように中〜東欧圏の民族文化研究に進み、辿りつ... |
伝搬と交配の末にビルマ(現ミャンマー)に根を下ろした外来弦楽器の変遷に目を向けたコンピ。その中で特に象徴的な響きを放っているのが、イギリス統治下の... |
ルーマニアの巨匠パンパイプ奏者Gheorghe Zamfir、世界初の電子楽器を発明した科学者Thaddeus Cahill、そして民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示した創作ガム... |
フィンランドの人々の民族意識の深い部分に根を持つ古楽器カンテレ。30年代から半世紀に渡って活動したカンテレ奏者Ulla Katajavuoriの50年代頃の演奏をまとめた七吋盤。霧がかかったような音... |
現在もオーストラリアの即興音楽シーンで活動を続けるDavid Tolleyと、同じく即興演奏家で尚且つお料理研究家でフェミニスト活動家という稀な肩書を持つDure Daraの二名が、... |
『川の人』とも呼ばれ古くから川に密接に結びついた生活を営んできた、ベネズエラ南部の密林を水源とするオリノコ川流域に住む先住民族マキリタレ族。のちに米Folkwaysからも... |
スロベニアの詩人/作家/歌手Svetlana Makarovic。旧ユーゴスラビア時代に発表した86年作。詩作ではスロベニアの古い民間伝承を引用することが多かったそうですが、これもやっぱりフォ... |
フィリピン南部マギンダナオの伝統音楽を二枚のレコードに収録した現地録音集。録音は、アジア圏の民族音楽研究に残した功績はもとより、その成果を自らの作曲に落とし込んだ... |
自然律に従って演奏される室内楽シリーズ『Tree Pieces』をライフワークとし、音楽家に見立てた鳥や蛙と共演する特殊ヴァイオリン奏者Wendy Reid。エコミニマリストとも呼ばれる... |
近年もあのPaul Morrisseyと共同で、伝説のモデル/女優Veruschkaのドキュメンタリー映画を制作しているドイツの映画監督Bernd Boehm。良質ホームメイド実験音楽の宝庫、ドイツ... |
まるで書き割の風景を彷徨うような都市的エスノ感覚に満ちた音楽を生み出す特殊音楽家Ramuntcho Matta。『Labyrinth』なる映画のサウンドトラックとして制作された86... |
中央アフリカ共和国に住むバンダ族の器楽ポリフォニーに焦点を当てた一枚。ユネスココレクションの一枚として76年にオランダで発表された名作を、79年に国内リリースした... |
フィンランドの異能電子音楽家Erkki Kurenniemiの指示もとで電子音響研究に取り組み、現代バレエや実験アニメーションの為の電子音楽を手掛けた作曲家Jukka Ruohomaki。これがその最初... |
Trans Museq周辺でも名作を残しているバンジョー/シンセ奏者Cinnie Cole、アナーキーな壊し屋揃いのNYイーストヴィレッジ界隈では異質の歌心派として知られるDavid... |
Tuxedomoonを想わせる耽溺気味の音響派ポストパンクグループCuduの中心人物であり、Francesco Paladino(ex-A.T.R.O.X.)やGuido Bresaolaといった面々とも名作を残しているギター... |
パリからニューヨークに渡り、作曲をDinu Ghezzoに師事しながら、Akmal ParwezやLa Monte Youngのもとで北インド古典音楽成分を吸収、Experimental Intermediaをは... |
豊かな自然環境の中で熟成された詩心とケルトの霊性を結びつけるオーストラリアのケルトハープ奏者、Cathie O'Sullivan。豪即興音楽の最前線で今も活動するサックス奏者Jim Denley... |
ドイツのローカルジャズシーンから登場した電子ピアノ奏者Reinhard Giebelとサックス奏者Dieter NettによるJazzduo Giebel-Nett。82年に発表された怪盤。ジャズと銘打ってい... |
フリージャズの語法にケルトの霊性を結びつけるスコットランドの異能打楽器奏者、Ken Hyderによる異種交配実験の最初の成果が刻まれた75年の作品。古民謡や舞踊曲にオリジナル... |
早くからジャズの異種交配実験に取り組んだスイス出身のピアノ奏者Geroge Gruntz。Dom Um Romao、Jack DeJohnette、 Pierre Favre、 Fredy Studer、David Friedmanら、国籍も人種... |