NEW ARRIVAL |
20世紀音楽偉人変人の殿堂にその名を刻むConlon Nancarrow。アメリカを追われメキシコで亡命生活を送る中、人間では物理的に演奏不可能なリズム構造を求めて改造自動演奏ピア... |
現代音楽や実験音楽の文脈とは無縁の地平から、響きの最深到達点を更新した男Harry Bertoia。ペンシルベニアの森の工房で黙々と制作された、ミニマルな造形美と音響性能を兼ね... |
NYのヴィブラフォン奏者/作曲家Larry Chernicoff。ダンスカンパニーとの仕事をきっかけに始まった独学の作曲の成果が刻まれた83年作。師とするDon Cherryの... |
Agitation Free初期からのメンバー(AFオフィシャルによると74年加入)であり、数々のユニークなプロジェクトを手掛ける傍らベルリン芸術アカデミーの講師として教鞭を執る... |
奴隷貿易によってカリブや中南米の国々に連行されたアフリカの黒人の中でも、アフロミュージックのソウルを運び、土地土地の風土と結びついた豊かな混血音楽文化をもたら... |
英BBC放送直属の電子音響研究部門として50年代に誕生したBBC Radiophonic Workshop。67年からこれに加わり、68年にはDelia Derbyshireらと共に、研究室を飛びだす電子音楽の歴史的傑作... |
昨今も80年代英国カセットカルチャーとして再発見されている宅録ネットワークの発信拠点となった、伝説のカセットマガジン『Flowmotion』。その総合案内盤として、82年に発... |
海を渡ってきたインドネシア系の人々と、アフリカ系やアラブ系の人々との混血によって多様な民族と文化が育まれたマダガスカル。そんな異種交配から生み出されたロカン... |
80年代の民主化運動の高まりに伴って浮上してきた新進気鋭の作曲家たちによって結成され、ブダペスト発の実験音楽シーンの揺りかごとなったGroup 180。... |
カセットテープコンピの形を借りて、民族や時代を超越する音楽的旅を提供する初期Touchレーベルの一本。『The Third Mind』と題したA面は、同レーベルに名作を残しているエ... |
PeterとGavinのLivingstone兄弟によって結成されたスコットランドの大変ユニークなグループTonight At Noonの84年作。なにがユニークって、この人達こんなデジタル全開のくせ... |
謎と驚異に満ちたアフリカの音楽を世界に紹介した、20世紀が生んだ最も重要な民族音楽学者Hugh Tracey。その膨大なアーカイヴの中から、ムビラに焦点を当てて編集された85年の一... |
ヴェネツィアで古典を学び、Franco Battiatoの70年代末期にかけて発表された素描的な音響実験作に参加、以来互いの世界に影響を与え合うように共演を重ねているヴァイオリン奏者/作曲家... |
80年代英国中部の地方都市を結ぶ宅録実験の地下ネットワークから頭角を現した、David GateとRobert Andrewsによるシュルーズベリー発の二人組The Land Of Yrx。自... |
Alvin Curranらと共に即興演奏やミニマリズムを磨いたイタリア期を経て、帰国後に発表した74年のレコード。71年にアッティカ刑務所で起こった、当時のアメリカの社会状況を象徴... |
地球時間を自在に行き来する類稀な妄想力でもって、古代文明、先史時代、さらにはまで股にかける四次元の旅人Joel Vandroogenbroeck... |
70年代〜80年代にかけて、UKロックシーンでセッションミュージシャンとして第一線で活躍する傍ら、自身名義の作品もいくつか残したシンセ/キーボード奏者Duncan Mackay。その中でも... |
クリスタルや金属を用いた『半透明建築彫刻』なるオブジェや、蛍光顔料を用いた絵画など、屈折や反射といった光の効果を作品中に取り込んだ創作を60年代から続けている、ドイツの... |
国際的に活躍する打楽器奏者吉原すみれによる86年の作品。コンサートホールではなく、立花隆の自宅に集まった僅か20名余りの聴衆を前に行った伝説的パフォーマンスの模様。同... |
数々の名作が残された在イタリア期の仕事の割にはあんまり知られていない76年の七吋盤。老人ホームが舞台のテレビ映画の為に作曲されたOST二曲を収録。76年というと、MEVで... |