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シルクロード交易によってもたらされた長い長い異文化交流の歴史を持つアフガニスタン。その中で交わり磨かれた独自音楽の数々を堪能できる一枚。録音は67年〜73年(発表年数不明... |
黒人奴隷と共にブラジルへと渡ったアフリカ原産の呪術密教が土地土地の風土と交わり変化したカンドンブレをはじめとする混交宗教の中でも、インディオ由来の精霊信... |
アフリカ諸国の中では比較的早くから、40以上に上る自国民族の録音収集に取りかかったケニア。『Heartbeat Of Africa』と題した、70年代フィールドワークの成果が刻まれた七吋シリー... |
ペロポネソス半島とアナトリア半島に挟まれたギリシャ領ドデカネス諸島の島々の伝統音楽を収録している75年のレコード。ギリシャ全土にフィールドワークを行い、2万曲... |
80年代英国中部の地方都市から欧州各地を結ぶ宅録実験ネットワークにスポットを当てた、86年の二本組カセットコンピ『夜の果てへの旅』。制作は、自主レーベルAuric... |
Milford Gravesと人跡未踏の秘境音楽を同次元で扱う並外れた越境感度を持つ鬼才プロデューサーであり、そこから伝説の多文化パフォーマンススペース"SOUNDSCAPE"を立... |
NFB(カナダ国立映画制作庁)によって77年に制作された二枚組レコード。同庁制作のアニメーションを音響の切り口から読み解くという変わり種。目玉は、まるでダンスで... |
電子音楽の詩人ことAlvin Lucierの代表作のひとつに挙げたい80年のレコード。79年に行ったサウンドインスタレーションの模様を二枚のレコードに... |
1920年代からアフリカ民族音楽のフィールドレコーディングを開始、アフリカ民族音楽のありのままの姿を世界に紹介した、20世紀が生んだ最も重要な民族音楽学者と云われ... |
フィンランド地下音楽シーンの前線拠点Love RecordsのサブレーベルEteenpain!に残された一枚。このレーベル、単なる民族音楽採集とは一線を画し、北朝鮮やアンゴラといっ... |
原初のままの民族音楽と最前衛の即興音楽を一連の文脈の中で結びつけたDavid Toopの自主レーベルQuartz Publications。その一番として発表された77年のレコー... |
ヘルシンキのシベリウス音楽院内に創設された民俗音楽科が制作した83年のレコード。フィンランドの風土に育まれた伝統楽器カンテレの復古と研究を目的に結成され、その... |
インド北西ラジャスタンにひろがる丘陵〜森林地帯に住む先住民族ビール族の音楽を収録したレコード。録音は62年。タイトルにもなっている『Painted Ballads(Pabuji Ki Pha... |
自然とそこに生きる動植物と人間との関わりを象徴的に表しているとされる、樺太アイヌ起源の五弦琴トンコリ。楽器そのものも生き物に喩えられ、各部位は、頭、耳、肩、心臓、陰部な... |
アルバニアとイオニア海に接するギリシャ北西のイピロス地方の音楽を収録している75年のレコード。ギリシャ全土にフィールドワークを行い、2万曲にも上る膨大な伝統音楽ア... |
フィリピン南部スールー諸島南西端シタンカイ島に住むサマ人の伝統音楽を収録した80年のレコード。民族音楽学者/現代音楽家José Macedaの協力によって、74年〜76年... |
人類音楽遺産級の名盤が揃う独Musicaphonによるオセアニア音楽シリーズの一枚。現在も多くの部族民がそれぞれ独自の生活様式と精霊信仰を守って暮らしている、ニュー... |
Jiří StivínやOldřich Janotaに連なる、古典と伝統の古層と深く結ばれた旧チェコスロバキア発の実験音楽シーンから登場した特殊チェロ奏者Vojtěch Havel。妻のIren... |
創造的な音楽活動の諸相を結ぶ統合的な耳の眼差しによって編集された、英国発の音楽ジャーナル『Unknown Public』。コンピ仕立ての選曲の素晴らしさは勿論、毎号異なるデ... |
旧ソビエトの調査団によって71年に録音された南太平洋の島々の現地音源をLP三枚にまとめた入魂のボックスセット。同地域の人類学史に貴重な成果を残した、帝政ロシア時... |