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スラヴのフォークロアに着想を得た女声三声のチャントグループとして90年に結成されたポーランドのグループKsiężyc(月の意)。同時リリースされた十吋... |
ケルトのスピリチュアリティーに、アフリカ、インド、アジアの民族音楽成分を取り込み、音楽的栄養豊かな響きの空間を生み出した、現代ケルトハープの最も重要な使い手と云わ... |
80年代にかけて現地録音したアンデス高地に住む先住民族の音楽を、90年に二枚のレコードにまとめたもの。世界の希少民族音楽の保存に尽力した旧西ドイツの... |
バスクの山岳民族が通信手段として使ったという、木板を棒で打つだけの音霊発生装置チャラパルタ。チャラパルタの兄弟デュオArza Anaiakの片割れJesus Arzeと、正体不明のチャラパル... |
永久音楽劇場の録音物としては最も初期の60年の演奏を収録した非公式盤。演目は北インド古典音楽。日の出前の祈りの時間に演奏される、シヴァ神のラーガ『Raag Bhairava』の抜粋... |
John CageとHermeto PascoalとPixinguinhaを同じまな板の上で料理しちゃう図抜けた高性能を発揮して世界的な評価を得た、ブラジル出身の作曲家/ギター... |
本土ポストパンクの文脈とは切り離された、ダダイスティックなアートイデオロギーと工業化社会への冷たく醒めた批判的視点を背景に持つ特異なバンド群が集った、シドニー発... |
精密機械と壊れたポンこつおもちゃ、知性とお下劣変態趣味とが同居する、とんちみたいな音楽を生み出したフランスの名物フリークアウトAlbert Marcoe... |
70年代から己の精神療法のための日記みたいな作品を黙々とリリースし続けるブリュッセル生まれの宅録ミニマリストDominique Lawalrée。... |
François Tusquesらと共に仏産フリージャズの道を切り開いた第一世代のサックス奏者Francois Jeanneau。Henri Texier、Daniel Humair、Michel Graillier、Jean-Francois Jenny-Cl... |
地球時間を自在に行き来する類稀な妄想力でもって、古代文明、先史時代、さらには人類登場以前の始原の地球まで股にかける四次元の旅人Joel Vandroogenbroeck... |
オーストラリアの電子音楽家Ian MacFarlane。三枚残した作品のうち、活動最初期に名乗っていたViolet Lightningなる名義で自主レーベルから発表した79年の作品。電子楽... |
エレクトロニクスとの融合を果たし、さらなる無限の音響景色に漕ぎだした『Fantagia』と同年に録音されるも、非売品のプロモ盤のみが少数プレスされただけでお蔵... |
ジャズヴォーカルのソウルネスに、土や風の匂いまで漂ってきそうな田園的エレガンスを備える奇跡のジャズフォーク作品を残したカナダのシンガーソングライター... |
ロック史上最狂のコズミックパラノイアRichard Pinhasが率いた伝説のバンドHeldon。これが74年に発表した1stアルバム。リリースは、Heldon初期作から異端ガムラン音楽... |
心理学を学び80年代から作曲に取り組んでいるスコットランドの作曲家Steve Mooreの88年作。鐘楼、子供達の声、鳥の鳴き声、港の風景、街角の緑の気配、虫の羽音といっ... |
Chrysanthemums、Jung Analysts、Yukio Yungといった宅録ポップバンドを立ち上げ、ポストパンク以上インディポップ未満の宙ぶらりんなシーンで活躍した端境の住人Terry Burrow... |
ディレイ、ループ、エコー、リバースといったギターの拡張サウンドを軸に、環境音楽やミニマリズムの作法と結びつけた作曲に取り組いんでいる、セントルイスの特殊ギター奏者... |
この後五年に渡る魂の彷徨の末、アメリカンフォークロアの彼岸とも云うべき夢幻の荒野に到達しちゃう端境の住人Matthew Young。これが二枚残した作品のうちの、... |
現代地中海音楽を音響面で異次元に高めた敏腕サウンドエンジニアであり、再定義されたアンビエント/ニューエイジの文脈を読み解く上でも最重要キーマンとなる、ギリシ... |