NEW ARRIVAL |
70年代から己の精神療法のための日記みたいな作品を黙々とリリースし続けるブリュッセル生まれの宅録ミニマリストDominique Lawalrée。... |
ウクライナ出身の映像作家/作曲家Iury Lech。スペインに渡り、Suso SaizやLuis Delgadoといった生身の霊性と最先端の音響実験を結びつける動向ともリンクするマドリッド発... |
自宅の物置を改造したわずか三畳の手製スタジオで三年の歳月をかけて制作された国産実験ホームメイドミュージックの傑作。夭折の天才ギター奏者新津章夫が78年に発表した1stア... |
天井から吊るしたベルの間をぐるぐる徘徊しながら打ち鳴らす『Nine Bells』などで知られる作曲家Tom Johnson。71年に書かれた代表的なピアノミニマル作品。奏者は... |
伝統と前衛を横断する韓国の伽倻琴(カヤグム)奏者Hwang Byungki。圧倒的な音楽的想像力を以ってまとめられた全5巻に及ぶ『新しい古典音楽』の中でも、韓国古典音楽界を揺るが... |
伝統的な音楽が心や魂にあたえる効能を研究し続ける民族音楽学者でもあるオーストリアのマルチ奏者Gerhard Lipold。自身の操るケルトハープを中心に、ダブルベース、サッ... |
ミナスの女性シンガーTitaneが86年に発表した作品。デビュー当初から、ひょうたん創作楽器で知られるWalter Smetakに師事したMarco Antonio Guimaraesを中心とする創作楽器のアンサ... |
ジャズ、映画、舞台等に接続された越境的な活動を通して、伝統と現代を結ぶブルターニュケルトフォークの新次元を開いたハープ奏者/作曲家Kris... |
Lou Harrisonのアメリカン・ガムランやDaniel W. Schmidtによるバークレー・ガムランといった、民族的属性を排して新解釈のガムラン音楽を生み出した動きに呼応するように、... |
John Faheyが興味を示したというのも頷ける原始主義的な土の薫りと、William Ackermanを唸らせ初期Windam Hillに作品を残すに至るその現代的な音響感覚とが交わり生ま... |
古今東西の古典や伝統音楽からの引用と解体を打ち出し、それらが万華鏡みたいにくるくるきらきらと変幻するサウンドスケールの中で再結晶化していく高次の音響遊戯で世... |
ロックやジャズを解放すべく立ち上がったヨーロッパ発の過激な運動がフランスを介して飛び火し、ご当地の動きと混ぜこぜになった特異なシーンを生み出したカナダの仏語圏ケベッ... |
古今東西の古典や伝統音楽からの引用と解体を打ち出し、それらが万華鏡みたいにくるくるきらきらと変幻するサウンドスケールの中で再結晶化していく高次の音響遊戯で世... |
86年にも悪夢みたいな分裂症レコードを残しているロシアの謎ピアノ奏者Sergei Samoilov。90年に発表された作品。ロシア地下音楽開花期の迸るような解放エネルギーを... |
詳細不明のブラジルのピアノ奏者Maria Emilia Mendoncaが80年代に自主リリースした作品。打楽器奏者Repolhoと、電子音担当のArthur Priolliを交えた編成で録音されたも... |
中世女流詩人たちの詩を現代シャンソン風に歌った異色作も残している歌手Chantal Grimm。ケルトハープ奏者やバンドネオン奏者を含む男子禁制の乙女グループLe Groupe... |
数々の名作映画音楽を残した二名のイタリア人巨匠作曲家のお仕事を、エスニックミュージックの切り口から捉えた英Conroyライブラリーの70年代の一枚。Francesco De Mas... |
中央アジアを渡る大陸の風とジャズモードを融合させたカザフスタンの伝説的エスノジャズグループБумеранг(Boomerang)の中心メンバーのひとりであるVladimir Naz... |
アイスランドの東岸フィヨルドに位置するセイジスフィヨルズゥルの村で70年代に結成されたフォークバンドThokkabot。76年に発表された知る人ぞ知る大傑作。Peter Seegerを母国語... |
南米ジャズの最も重要な発信地であるブエノスアイレスジャズシーンの創生から関与する先駆者であり、70年代にはジャズの語法にフォルクローレやタンゴのスピリチュアリテ... |