NEW ARRIVAL |
ボルネオ北部からフィリピン南西の島々に住む先住民族の音楽を収録している61年のレコード。訪ね歩いたのは、50年代からマラヤ地域の民俗文化や野生動物の生態の記録化に尽... |
オーストラリア北部から西部にけけて住む先住民族とトレス海峡の島々に住む先住民族の音楽にフォーカスした65年の現地録音盤(録音は55年〜60年)。人類最古の音楽衝動を辿り... |
かつて首狩りの風習でも知られる、ボルネオ島北部の先住民族ムルット族の音楽を収録した61年のレコード。独自音楽の数々の中で特にユニークなのが、床板を組んだ台で行われる... |
小泉文夫が71年にタンザニアで行ったフィールドワークの成果をまとめた名物シリーズの一枚。80年代にかけて世界的に有名になるHukwe Zawoseのタンザニア国立舞踏団時代の貴重... |
フィリピンのミンドロ島南部の山岳地帯に住む先住民族ハヌノオ族の音楽が収録された56年のレコード(初盤は55年?)。途絶された環境で古来の独自文字をはじめとする固... |
ブラジル北東アマゾン川流域の各地で独自進化を遂げたローカルミュージックを手掛かりに、ブラジル混血音楽の源泉を辿る70年代の現地録音盤。制作者は、徒歩とカヌーでアマゾンの先... |
ブラックアフリカ全域に400以上もの民族集団を形成するバントゥー(人々の意)系民族。数世紀に渡る移動と定着の中で、土地土地の風土や異文化との交わりによって磨かれた各集団の音楽... |
生態系を交響楽団に準え、それまでの環境録音とは異なる新たな耳の視点を開いたBernie Krause。環境録音作品としては最も初期のものとなる86年のカセットテープ作品。出自で... |
Ocoraのアフリカ未知音楽探訪の中でも名作中の名作に挙げたいエチオピア編。通常の定点収集とはことなり、首都アディスアベバの都市の営みの中で息づく現代の民族音楽と、古代から変わらぬ... |
謎と驚異に満ちたアフリカの音楽を世界に紹介した、20世紀が生んだ最も重要な民族音楽学者Hugh Tracey。その膨大なアーカイヴの中から、ムビラに焦点を当てて編集された85年の一... |
Bernie Krauseらの取り組みで知られるサウンドスケープエコロジーと呼ばれる音響生態学を出発点に、磨き上げられた響きの感度と鋭い耳の観察力でこの分野を音響芸術の域にまで高... |
海を渡ってきたインドネシア系の人々と、アフリカ系やアラブ系の人々との混血によって多様な民族と文化が育まれたマダガスカル。そんな異種交配から生み出されたロカン... |
ジャケに美しい風景写真をあしらい、音楽に限らず土地土地の生活風土まで捉える耳の視点で綴られた、民族音楽研究家Deben Bhattacharyaプロデュースによって60年代から始まっ... |
ナイジェリア南東部に多く住むイボ族(イグボ族)の音楽を収録した一枚。内戦によって伝統文化の多くが失われてしまう前の63年に遡る貴重な録音。特に、オビボ村で行われる... |
ブルースの名盤を数多く残した米Vanguardレーベルが、そのルーツを求めて西アフリカ諸国の民族音楽を録り歩いた67年の二枚組レコード。グリオたちの音楽から見えてくるブ... |
『夢』の世界と密接に結びついた生活を営むことで知られ、51年に発表された論文『マラヤの夢理論』で一躍有名になった、マレー半島奥地の先住民族(セノイ族またはテミアル族... |
アジア太平洋地域に学びの輪をひろげるべく70年代のニッポンに創設されたユネスコ・アジア文化センターによって、76年に世界の教育機関向けに発売された音楽教材レコード。アジ... |
豪の民俗学者Trevor A. Jones博士によって63年に編集されたディジュリドゥの経典的一枚。実演解説、ディジュリドゥ奏者の独演、儀式の現地録音で構成されていて、いずれもそ... |
Folkwaysが行った北米先住民のフィールドワークの中から、主に歌に焦点を当てて編集された79年の一枚。北のエスキモーから南のプエブロまで、半世紀以上に渡った収集... |
自然とそこに生きる動植物と人間との関わりを象徴的に表しているとされる、樺太アイヌ起源の五弦琴トンコリ。楽器そのものも生き物に喩えられ、各部位は、頭、耳、肩、心臓、陰部な... |