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旧ソ連国産シンセ一号機ANS(ジャケの仏壇っぽいやつ)を用いた実験の成果が刻まれた90年作。まずは、大陸古来のフォークロアを呑み込むタタール自治共和国出身の異能作曲家... |
のちに西海岸地下音楽の伝説コンピ『L.A. Mantra』にも収録される一曲を含む、Ixnaなる幻ユニットの81年の七吋盤。正体は、Brent Wilcoxとの共作も残しているミラノ生まれの... |
80年代NYの地下アートシーンで活動していたパフォーマー/ソングライターStanton Mirandaと、このLPを最後に映画音楽作家に転身しコーエン兄弟の映画をはじめとする数々の名ス... |
Axel Libeertを中心とするブリュッセル発の不定形音楽家集団Pablo's Eyeの前身となるグループNightfall In Camp。作品は、ご当地レーベルSoundworksに残されたこの85年の... |
75年に12歳で自ら命を絶った少年岡真史が日記帳に書き残した自作の詩(岡真史詩集『ぼくは12歳』として出版)』)に、高橋悠治が付曲し歌曲集として77年に発表したも... |
エレクトロニクスとの融合によって更なる無限の音響景色に漕ぎだしたファンタジア期Egberto Gismontiのツアーステージを支えたギター奏者Andre Geraissati(ex Grupo D'Al... |
ギリシャの公共ラジオ放送局Hellenic Radioより、実験音楽や即興音楽にフォーカスしたシリーズの一枚。架空の風景や夢をテーマに、二名の作曲家が面を分け合... |
70年代から活動を始め、現在までにマルチメディア/マルチジャンルに渡る膨大な作品群を残しているマルタ共和国ゴゾ島出身の電子音楽家Ray Buttigieg。その初期の... |
Mario Schianoらとの即興実験最前線での活動から、地中海の伝統音楽へと接続していくサックス/フルート奏者Eugenio Colombo。孤高の声Giovanna Mariniと、ジャズ〜即興実験を繋... |
フランスのニース国立音楽院でオルガンを学び、70年代から初期シンセサイザーを用いた作曲に着手、北カリフォルニアの修道院での聖歌研究を経て、以後は専ら宗教典礼歌と電子音響... |
ちびっ子向けムーグポップから上質ラウンジグルーヴまで、宝石みたいなレコードの数々を残したミラノの作曲家Fabio Fabor。なかでも昨今再評価が高まっているのが、ARP2600など... |
純白の民俗衣装で唄う姿が印象的なチュニジア生まれの歌手/ソングライターElaine Kibaro。フランス移住後、そんなエキゾイメージを前面に打ち出した巫女系アイドル路線で人気を... |
絵画、音楽、著作、詩作など、多岐に渡る分野で膨大な作品を残し、生涯に渡って凡そ800回もの平和コンサートを行った、創造エネルギーの化身と謳われるベンガル地方生まれの... |
寄る辺ない衝動をたぎらせる世界各地の創作楽器ビルダーとその創意工夫の結晶の数々を、14年間に渡って紹介し続けた奇特な雑誌『Experimental Musical Instruments』... |
かつて中東のパリと呼ばれたベイルートの賑わいに咲いた徒花。東西をダイナミックに横断するベリーダンスディスコと銘打った突貫ダンスミュージックを生み出し、地中海〜ヨー... |
Jean-Michel Jarreに次いで70年代に登場した、コズミック大国フランスの二人組Space Art。そこからいち早くダンスミュージックに接続したスタイルは今尚色褪せること... |
仏産コズミックの彼岸に佇む、Deckoなる素性不明の人物による80年作。シンセ、ピアノ、オルガン、ボリビアの笛、その他もろもろの自演に、打楽器奏者一名を迎え... |
Derek Jarmanの90年の映画『The Garden』のオリジナルサウンドトラック。制作者は、86年の『Caravaggio 1610』から、93年の遺作『Blue』までのDerek Jarman映画に携わ... |
Peter GordonからArthur Russellへと連なる、実験音楽の最前衛に接続された80年代NYの下町クラブカルチャーの前線拠点となったレーベル兼スタジオBattery Soundのオ... |
アパルトヘイト末期の南アフリカの黒人居住地区で流行したバブルガムなどのディスコビートに、欧米ハウスミュージックからの影響や伝統的な民族音楽のリズムが反応して生み... |