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ご当地色豊かなカタルーニャの実験音楽シーンを先導したギター奏者Albert Gimenez。記憶の奥底の原風景を辿るような私的な旅を綴った名盤が並ぶ、80年代の自主リリース盤... |
地中海第二の大きさを誇るサルディニア島。沿岸部のリゾートとは打って変わって、乾ききった内陸部は黒装束の人々がいにしえの伝統や風習を拠りどころに暮らす『陰の国』... |
ロビ族など西アフリカの民族に広く伝わったザイロフォンの音楽と、古代から脈々と受け継がれる伝承をコラと呼ばれる瓢箪ハープの調べに乗せて歌う語り部(グリオ)の音... |
Folkwaysの膨大な人類音楽遺産アーカイヴの中でも、その探求信念の結晶とも云える地球スケールの未知音楽探訪シリーズ『Ethnic Folkways Library』に残された75年の一枚。... |
アイヌ民俗の基盤であるコタン(村落)の中で受け継がれてきた素朴な伝統音楽の数々を収録した74年のレコード。まずは、隣りの部屋から聴こえてきたらビビる『タブ... |
アフリカとアラブが入り混じる東アフリカの文化に、海を渡って伝わったアジアの文化が混血することで独自の音楽が育まれたマダガスカル。そんな異種交配から生み出され... |
放送用音源集として手練の作曲家たちによって制作された、地球をざっくり一周する独Selected Sound監修の仮想異国音楽シリーズ。50種の楽... |
優れた音響設備と共にライヴスペースも備える、自由な即興に取り組みたいすべての人の為の実験室となっているWIMと、UnknownmiXを中心とする急進派が集ったKoprod Studi... |
知られざる現代インドネシア音楽の異才たちの仕事を世界に紹介した、米Lyrichordのコンピシリーズ。第二弾となる89年の中央ジャワ地方編。まずは、『疲れ果てて意識を失う... |
『平均律ピアノを捨て、未来の革命に備えよ』というスローガンのもと、84年から20年以上に渡って純正律の奥深さを広める機関紙の発行やライブイベントの企画を行い、La Monte ... |
モーター駆動の自作自動演奏機械、メカニウムとの共演の数々でお馴染みのマルチ奏者Pierre Bastien。Nu Creative Methods時代からの盟友Bernard Pruvostらと録音された88年作... |
em Recordsさんから再発されたバイオフィードバックミュージック『脳波の音楽』で |
毎度目の付け所がひと味違う仏の良質民族音楽レーベルInedit。少数限定生産の手作り感あふれる美しいアートワークも魅力。そんなIneditの記念すべき85年の第一... |
ミャンマーと国境を接するインドの東端に位置するナガ丘陵に暮らす先住民族ナガ族。長い間インドからの独立闘争を続けている政情不安もあって、ろくに研究もされないまま謎に包... |
アイヌ民族の土俗信仰が育んだ儀式の模様を現地録音した78年のレコード。北海道二風谷地区のアイヌによる、形骸化してしまった観光イベントとは異なる、古式に則った前後10日間... |
仏北西ノルマンディー地域圏のローカルジャズシーンを紹介した86年の二枚組コンピ。まずはここに収録の驚きの一曲『Ugly Duck' Song』から。土地土地の特色ある風土を背景に... |
中国伝統の書や絵画の創作で培われた精神性や美意識を基に、チェン(中国版箏)や古琴といった伝統楽器を駆使して、まるで一枚の絵画を描くように綴られた響きのタペ... |
世界の優れた売れない音楽をどしどし紹介したドイツのカセットテープ付きオーディオマガジンBad Alchemy。第10巻となる88年作のテーマは『Jazz From The USSR』。抑... |
分類不可能な変異種が潜む80年代オスロの地下シーンを象徴する重要人物、ListerことAndré Lister(ex Det Elektriske Kjøkken)。ポストパンクからの逸... |
箱型の共鳴胴に金属弦が張られたFisher's Fidolaと呼ばれる楽器の奏者としても知られるポーランド出身の作曲家Jan A.P. Kaczmarek。このFisher's Fidolaを両手に持った二本の弓で奏... |