NEW ARRIVAL |
時代がかった歌い回し印象的なフランスの歌手Marie-Ange Cousinが80年に発表した作品。フェイクでモダンな都会的エスノ感覚(例えばZNRのHector Zazouの音楽のような…)に反応する... |
電子音楽の修練のためアメリカに渡りKenneth Gaburoらに師事、その後Essendon AirportのInnocent RecordsやNMA Publicationsといった豪産実験音楽の最前衛が集ったレーベルコ... |
紡織の伝統を持ち、現地の言葉で『織り人』を意味すると云うドルゼ族。ピグミーと比較されるその唄を求めて、エチオピア南部アルバミンチ近郊の高地を訪ねた74... |
ラテンアメリカ電子音楽の最も重要な作曲家のひとりJorge Antunes。磁気テープを用いたミュージックコンクレートの独自解釈からさらに飛躍して、色彩、味覚、匂いといった五感神経... |
浮世の習いとは別の次元で生まれたような音楽を当店では端境の音楽と呼んでいますが、これはそんな端境の音楽の経典的コンピレーション『SNX 〜明日のポピュラー音楽の昆虫学〜』... |
70年代から取り組むインド古典研究と、そこから拡げた民族音楽や古代音楽の探求を基に、民族も時間も超越する想像上の汎オリエンタル文明論を打ち立て、持ち前の電... |
世界でも稀に見る創造的音楽シーンからPekka AiraksinenやErkki Kurenniemiといった異才を輩出し、その後も世界の電子音楽の潮流を先導し続けている電子音楽大国フィンラン... |
Steve Reichを演じた作品で知られるハンガリーの現代音楽集団Group 180の仕掛け人のひとりTibor Szemzo。英国Leo Recordsの協力を得て87年にリリースした自身名義の1stアルバム。フルー... |
60年代にアールブリュットの提唱者Jean Dubuffetによって生み出された謎の装飾文様ウルループ。これは73年に開催されたウルループ展『Coucou Bazar』の為に、トルコ人電子音楽家... |
50年代に欧本土で盛んに行われたミュージックコンクレート等々の実験をよそに、美術の分野で養った持ち前のダダ的な衝動を音楽に置き換えた騒音工作を編み出し、実験音楽の文脈とかな... |
ハンガリー国営ラジオ内の電子音響研究スタジオH'EARのプロデュースでご当地の電子音楽家を紹介した79年のコンピ。奇天烈な磁気テープづかいを魅せるのは、のち... |
パーソナルコンピューターとネットワークがもたらす開かれた創造の在り方を予見し、インタラクティブな音楽パフォーマンスソフトウェアを開発した先駆者でもあるイタリアの電子音楽家... |
職業作曲家として映画音楽やライブラリーミュージックを手掛ける傍ら、実験的な電子音楽作品も多く残したイタリアの作曲家Marcello Giombini。そんな電子音楽研究の成果を引っ提げて... |
70年代クラウトロックの全盛期を最前線で体現した電子音楽家、DeuterことGeorg Deuter。アジア放浪の果てに辿り着いたインドで、Chaitanya Hariなるインド人名で現地リリース... |
パリの人類博物館とフランス国立科学研究センターの監修による名物シリーズの一枚。バングラデシュとインドに分断される遥か以前から、既成の宗教や慣習に属さない孤高の精神を... |
数多のNDW勢とは一線を画するプレテクノ感覚をいち早く体現していたケルンの電子音楽家Matthias Becker。EMAK名義による作品が知られますが、その実験的な側面を抽出培養した別動ユ... |
ちびっ子向けムーグポップから上質のレアグルーヴまで数多くの作品を残したイタリアの作曲家Fabio Fabor。なかでも宇宙時代的なメランコリーと高次の実験精神に満ちた宝石のような電子音楽... |
地中海に由来する多民族的な霊性と高度な音響的表現が同居する、世界でも稀に見るイタリア産実験音楽の豊穣さは、この一枚から始まったと云っても過言じゃない、... |
電子音楽の詩人ことAlvin Lucierの代表作のひとつに挙げたい80年のレコード。79年に行ったサウンドインスタレーションの模様を二枚のレコードに... |
Lou Harrisonのアメリカン・ガムランやDaniel W. Schmidtによるバークレー・ガムランといった、民族的属性を排除した新解釈のガムラン音楽を生み出したアメリカの動きにカナダか... |