NEW ARRIVAL |
テープレコーダー片手に街の喧騒や路傍のミュージシャンたちを録り歩いたTony Schwartz。50年代NYの雑踏の中からMoondogを見出したのもこの人。この54年の作品も... |
実験音楽の最前衛から、20世紀アメリカを象徴する大衆娯楽に接続した前代未聞のテレビオペラパフォーマンスを生み出したり、NY下町の対抗音楽に接続しためちゃくちゃヒップなシー... |
映像と音楽を交えたThe Residents初期の実験に携わった後、ラジオやテレビに接続された宅録スケールのメディアアート実験に取り組み、自主レーベルFun Musicを拠点に現在... |
カセットテープコンピの形を借りて、民族や時代を超越する音楽的旅を提供する初期Touchレーベルの一本。『The Third Mind』と題したA面は、同レーベルに名作を残しているエ... |
後の即興音楽シーンで活躍するMichael LytleやJon Englishら、当時まだほとんど無名の学生らによって結成された実験音楽集団Iowa Ear Music Ensemble。67年から76年に... |
生態系を交響楽団に準え、それまでの環境録音とは異なる新たな耳の視点を開いたBernie Krause。環境録音作品としては最も初期のものとなる86年のカセットテープ作品。出自で... |
17世紀オランダ植民地時代のバタヴィア(現在のジャカルタ)の中国人街で親しまれた、長い歴史を持つ移民音楽『ガンバン・クロモン』に、当世風の大衆的アレンジを加えて現代版ガンバ... |
ブラジルに渡ってバイーア連邦大学で音楽教師として教鞭を執り、Gilberto GilやCaetano Velosoといった逸材を育てたスイス生まれの現代音楽家/創作楽器ビルダーのWalter Smatak。... |
人類学者川田順造の録音と監修によって制作された82年の作品。7年余りに及んだ西アフリカでの現地調査(主に旧オートボルタのモシ族)の中で録音された、300本に上る録音テープから... |
一般家庭へのテープレコーダーの普及に伴って登場した録音を趣味とするオーディオアマチュアのサークルを出発点に、より高度な技術の共有やコンテスト開催を目的として56年にオラ... |
『The Dartmouth Composers』と銘打って、ダートマス大学に所縁の深い作曲家を紹介した81年のレコード。巨匠Christian Wolffと並んで収録されているのが、同大学内に米国で... |
副題の英訳は『Latvian Avant-Garde Bands』。旧ソ連邦の改革に伴ってラトビアの地下シーンから浮上してきたグループを紹介した90年のコンピ。まずは、美術家、... |
フォークロアに深く根を張った固有の音楽体系を持つ旧チェコ地下音楽シーンを象徴する二組を収録した、89年のカセットテープ。A面には、古典と伝統と... |
Robbie Basho、Craig Leon、Charlie Nothingといった、John Faheyによって異界より召喚されたTakomaレーベルの魔物の中でも、とりわけヤバい霊気を放つPhil Yost。アメリカ音楽史... |
寄る辺ない衝動をたぎらせる世界各地の創作楽器ビルダーとその創意工夫の結晶の数々を、14年間に渡って紹介し続けた奇特な雑誌『Experimental Musical Instruments』... |
極東の都市ベロゴルスクに生まれ、70年代に移住先のレニングラードで録音技師として働きながら、自作エレクトロニクスと改造磁気テープ回路を組み合わせた謎の宅録... |
85年にフランスで結成されて以来、エレクトロニクスを用いた五感で感じる響きの世界を模索し続ける実験音楽ユニットLightwave。巨大なガス貯蔵施設、山中の洞窟、天文台と... |
ジャズメン、現代音楽家、そのほかインドネシアとは全く無縁の民族音楽家によって編成されている、非ガムラン奏者によるガムランアンサンブルMetalworks。正体は... |
Derek Jarmanの90年の映画『The Garden』のオリジナルサウンドトラック。制作者は、86年の『Caravaggio 1610』から、93年の遺作『Blue』までのDerek Jarman映画に携わ... |
神秘主義的なパフォーマンスからLSDの幻覚体験に基づく拡張映画や視覚音楽の創作へと向かった、60年代NY地下の伝説的インターメディアアート集団USCO(US Comp... |