NEW ARRIVAL |
シカゴ下町の創造力みなぎる音楽的土壌をもりもり感じさせる一枚。正体は電子音担当のSterling Smithとドラムス担当のJohn Mazの二人組Conveniens。86年に自主レーベルから発表した... |
ケベックの特殊打楽器奏者Vincent Dionne。未だ見ぬ景色を求めて自作の音響彫刻や創作楽器を用いた実験を繰り広げる響きの求道者であり、在フランス期にはあの音響彫... |
Olivier MessiaenやPierre Scheafferに師事し、その後70年代にかけてミュージックコンクレートとロックと自前の誇大妄想黙示録を結びつけた前代未聞の異端音楽を生み出す... |
50年代に欧本土で盛んに行われたミュージックコンクレート等々の実験をよそに、美術の分野で養った持ち前のダダ的な衝動を音楽に置き換えた騒音工作を編み出し、実験音楽の文脈とかな... |
カナダのバンクーバーから登場した伝説のヒッピー集団Melodic Energy Commission。80年に自主レーベルから発表した2ndアルバム。自前の宇宙神話に基づく途方もなく飛躍した筋立てに... |
Kissみたいな悪魔お化粧スタイルでノコギリとか演奏していたらしいオハイオ発のヒッピー集団Bitter Blood Street Theatreのなれの果てBlacklight Braille。自主レーベルVetco Records... |
説明不要の歴史的大名盤ですが、当サイトをご覧の何処でもない音楽を追い求める脳内辺境探検家にとってもド級の逸品。名匠佐藤 勝が映画『用心棒』のために書きおろした62年の... |
フィリピン・ミンダナオ島のジャングルの奥地で発見されたということになっている謎の未開民族タサダイ族(真偽不明)。この誇大秘境妄想の結晶みたいな産物を象徴的に音楽に投影す... |
朽ち木に吊るしたゴングや、風鈴状に配置されたガラスボウル、奇妙な姿のひょうたん楽器や竹楽器といった美しい自作楽器を無数に生み出し、現代音楽や実験音楽の文脈とは... |
KGBが睨みをきかせる80年代初頭のソビエトで、電子音楽とヴィデオアートを融合した知覚的なパフォーマンスを繰り広げたという鬼才電子音楽家Mikhail Chekalin。84年から88年の... |
電子音楽家Vangelis Katsoulisや錯乱乙女Lena Platonosとの、電子音響と歌を結びつけたエキセントリックな実験歌謡から、地中海由来の古楽〜伝統音楽の復興活動、さらに欧州最前... |
Hermann Nitschらウィーンアクショニズム界隈とも所縁の深いギリシャ人作曲家Anestis Logothetis。50年代から独自の記譜法に正体不明の記号や紋様をもりもり導入して、譜面上に想像... |
Aksak Maboulの世界と相互作用しながら、世にもマジカルなグルーヴを生み出したベルギーの特殊ジャズロックグループ、Cosの仕掛け人Daniel Schell。Crammed Discsの『何処でもな... |
鉄道会社や重機メーカーの為に、列車や機械その物の駆動音を作曲に取り込んだ企業広告用音楽を制作するなど、ジャズや実験音楽の成果を柔軟なユーモアのセンスで料理するスイスの... |
最終核戦争後の荒廃した世界を描いた短編SF小説を基に作られた知る人ぞ知る怪盤。異界レコーズを名乗る謎レーベルに残された73年の作品。制作者は、Paul Griffin... |
ミュージックコンクレートや電子音楽を消化した独自の音響言語で脳内辺境最奥の景色を描き出すスコットランドの異能作曲家 Steve Moore(R. Stevie Mooreとは別人)... |
北欧のBruce Haackの異名を進呈したいスウェーデンが生んだ異形のポップシンガーHans Edler。寄る辺ない妄念が結晶化した自主レーベル、Marillaから71年に発表した世紀の怪盤... |
地球時間を自在に行き来する類稀な妄想力でもって、古代文明、先史時代、さらには人類登場以前の始原の地球まで股にかける四次元の旅人、Joel Vandroogenbroeck... |
現代音楽や実験音楽の文脈とは無縁の地平で唯一無二の総合音楽芸術を創造した孤高の人Harry Partch。今や限りなく入手不可能に近い、自主レーベルGate 5に残された58年の国宝... |
むき出しの電気の煌めきに乗せて陶然と歌い上げる狂気の電子サイケ怪盤『Elektron Kukeso』(71年)で一部に知られるスウェーデンが生んだ異形のポップシンガーHans Edle... |