NEW ARRIVAL |
伝統音楽保護のため各地に州立楽団を設立するなど、西アフリカの中でいち早く旧宗主国フランスからの文化的独立を推し進めたマリ共和国。国中の優れた音楽家やグリオ... |
中世後期のヨーロッパで既に存在していたという、人の手ではなく風が弦を奏でるウィンド・ハープまたはエオリアン・ハープ。北カリフォルニアのヒッピーたちによって名もなき丘の... |
古代ケルト人由来の文化を色濃く残し、スペインの異邦と呼ばれるガリシア地方。70年代のケルト復権の動きに、このガリシアから呼応したアルパ(ハープ)奏者Emilio Cao。... |
古代ケルト人由来の文化を色濃く残し、スペインの異邦と呼ばれるガリシア地方。70年代にアイルランドやブルターニューで興ったケルトの民族的霊性を復興する運動にこのガ... |
アイスランドの下辺りに浮かぶデンマーク自治領のフェロー諸島。北欧本土では失われてしまったバイキングの伝統が今も残るこの島で、土着のフォークロアとジャズ、... |
民族音楽研究家であり音楽考古学にも精通するStyrbjorn Bergeltが中心となって76年に制作された、北欧各地に古くから伝わる伝承古民謡再発見。ウプランド地方で伝承されてきた... |
ブラジル音楽の表舞台では決して語られることの無いご当地の埋もれた才能を紹介すべく立ち上げられたEgberto Gismontiによる良質自主レーベルCarmoに残された一枚。各種アコース... |
古代ケルト人の影響が少なからず残されていると云われるイタリアでケルトハープを復活させた先駆者Vincenzo Zitello。Franco Battiatoが率いた幻の実験音楽集団Telaio Magneticoや... |
Beaver & Krauseの脳内辺境旅行音楽『Gandharva』でも印象的な演奏を聴かせた特殊ハープ奏者Gail Laughton。オリジナルは69年に発表された希少盤の79年のLaurel Records版。... |
雪を踏みしめるような足音、近づいてくるハープの調べ、重々しい軋みをあげて開く扉…。そんなイマジネイティブな導入部の演出で一気にいにしえの風景に引き込むこのレコ... |
50年代に録音されるも発表されずに眠っていた4名の作曲家の幻の音源を、New World Recordsが76年にまとめたレコード。白眉は、民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示した... |
世界の音を録り歩くサウンドレコーディストJames Metzner。75年に立ち上げた写真付きレコードシリーズ『Sound Image -A Magazine of Aural and Visual Art-』の75年の1番... |
米の作曲家William Pennが78年に発表した異色作。ご本人による電気変調した口琴、Robert Rutmanによる巨大なステンレス版を弓で弾き擦るスティールチェロ、アルモニ... |
伝統的な音楽が心や魂にあたえる効能を研究し続ける民族音楽学者でもあるオーストリアのマルチ奏者Gerhard Lipold。自身の操るケルトハープを中心に、ダブルベース、サッ... |
アラブとブラックアフリカの長い混交の歴史が育んだ庶民的ミクスチャー力から生み出されるハイブリッドサウンドが世界的に注目されているエチオピア。その霊的起... |
ピグミーも多く住むガボン共和国の音楽を収録した68年のレコード。人首の装飾が施された原始ハープの一種ゴンフィの淡い響きに乗せてソウルフルな霊歌を聴かせるのは、農耕民族マサン... |
ブラジルのフォークミュージックの新たな解釈を示す良作が揃うEgberto Gismontiの自主レーベル『Carmo』にも名作を残しているマルチ奏者、CariocaことRonaldo... |
古典と伝統と現代とが親密に結びついているハンガリーシーンの豊かさを体現するピアノ奏者、BinderことKaroly Binder。新進気鋭の異能音楽家を次々に紹介したHungaroton... |
ジャズ、映画、舞台等に接続された越境的な活動を通して、伝統と現代を結ぶブルターニュケルトフォークの新次元を開いたハープ奏者/作曲家Kris... |
Ron 'Pate's Debonairsを生んだアラバマ発のフリーミュージック集団から登場し、Derek Bailey主宰のCompanyにも参加するなど、即興実験の最前線に食い込む活動... |