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Die Erde Und Ich Sind Eins - I Am One With The Earth

古代文明、異教神話、宗教音楽、神秘主義等から抽出された精神性とシンセサイザーの電子テクスチュアを有機的に融合する実験に取り組んだ、コスミッシュ系クラウトロックの開祖Florian Fricke(ex Popol Vuh)。そこから早々とエレクトロニクスに見切りをつけ、声、古楽器、民族楽器等の生身の響きを用いた、より繊細で瞑想的な作曲に取り組んでいた最充実期に発表した、83年の自主制作盤。収録されているのは、総勢12名の合唱。極端に拡張された空間に静かに満ちていく、濃密な倍音の煙霧。宇宙の鳴動そのものに耳を澄ましてる気分の際どいトリップ感覚に脱魂確実。オリジナルデッドストック入荷。強力!

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180
180 Music Of The Sudan - Women's Dance Songs

南スーダン北部のナイル川流域に住む牛牧民ディンカ族の音楽。人類学、民間伝承に関する著作も多く残している学者であり、自身もディンカ族であるFrancis Dengによって60年代に行われた緻密なフィールドワークをもとに、全3部にまとめられた76年発表の歴史的シリーズの第二作。ディンカ族の社会構造やアイデンティティが色濃く反映されているという、女性の唄と踊りにフォーカスした内容。穏やかなテンポと素朴なハーモニーで綴られる、夫を称える唄や、神聖な生き物として珍重されている牛の唄。まるで童歌のような大らかさにしっぽり。人類未知音楽探求の道標Ethnic Folkways Libraryより。大推薦盤!

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Tractatus

ブダペスト発のポストミニマル進化実験を先導したGroup 180での活動を経て、音楽、映画、文学、舞台、インスタレーションといった異なる領域を結ぶ独自の拡張実験に取り組んでいる、ハンガリーのメディアアーティスト/作曲家Tibor Szemző。美しい環状譜で書かれた鼻歌ミニマル『The Lullaby of Á』の長尺版に、スペイン語、ハンガリー語、スロバキア語、日本語を含む多言語で読誦されるウィトゲンシュタインの哲学論考の一節を重ねた、30分間の脳内彷徨『Tractatus』全1曲を収録。馥郁とした静寂に包まれる珠玉の音浴空間。ご本人所有のデッドストック入荷。外ケースに印字の無いヴァージョン。大推薦盤!

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180
180 Ain't Nothing But A Little Bit Of Music For Moving Pictures

ブダペスト発のポストミニマル進化実験を先導したGroup 180での活動を経て、音楽、映画、文学、舞台、インスタレーションといった異なる領域を結ぶ独自の拡張実験に取り組んでいる、ハンガリーのメディアアーティスト/作曲家Tibor Szemző。一般市民の家族フィルムの寄せ集めから一編の映画を生み出す、鬼才映画監督Péter Forgacsの映像に相互接続されたサントラワークスで構成された92年作。クジラをフィーチュアしたイマジナブルなサウンドスケープ『Steamy Whale』など、89年の希少LP『Private Exits / 8 Soundscapes From The Island』の収録曲も含む全10曲。ご本人所有のデッドストック。大推薦盤!

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Keyboards & Friends

サウンドオアシスと銘打った常設のサウンドインスタレーションやプラネタリウムの為のサウンドスケープといった環境ワークスの他、広告業界や放送業界でも一線で活躍しているドイツのシンセサイザーマスターPeter Seiler。最初期の作品であり、そんな世に知れ渡ったコマーシャルな仕事の数々からは想像もできない、内なる深淵と静かに向き合う実験マインドをみなぎらせる74年作。自身の操るシンセ各種、ハモンドオルガン、メロトロンに、サックスとベースを交えた変則トリオ編成。揺れ動く陰影の空間にじっとりと漂う、アブストラクトな煌めきを放つ没入系サイキッククロスオーヴァー。強力!

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180
180 Muss Muss Hic!

ターンテーブルと他人のレコードを使った実験に80年代から取り組むMartin Tétreaulと、ここから演劇や現代バレエの為の作曲に取り組んでいく作曲家Michel F. Côtéを含む、ケベック発の特異なシーンを体現する面々で結成されたグループBruire。カナダとドイツの放送局の委嘱を受け制作されたラジオプログラム『Muss Muss Hic!』を収録している、250本限定(エディション番号入り)の90年作。他人の曲から抽出した素材と演奏がめくるめく交錯する、ラジオプレイ仕立てのノンストップ分裂ミックス。Bサイドには、同年にモントリオールで開催された現代音楽の祭典でのパフォーマンスを収録。大推薦盤!

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Music

英国から移住したニュージーランドでご当地の音楽家たちを巻き込んだ大変ユニークな活動を繰り広げる、作曲家Ivan Zagniによって結成されたグループAvant Garage。聖歌団の合唱指揮者として働きながら即興実験に取り組んだというキャリアで培われた、そのあまりにも風変りなスタイルが一部で語り草になっている83年作。バスーン、チェロ、チューバ、タブラまで含む特異な編成による、解体的なロックの引用を散りばめた宛先不明のロックミュータント。奇妙な味わいの室内楽『Chameleon』他、オブスキュアな輝きを放つ全8曲。聴後の思いがけない着地点に迷子確実。大推薦盤!

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180
180 Indianertanze Tanztheater

子供音楽教育の経典『Orff Schulwerk』の独自解釈をもとに、ジャズ、電子音楽、民族音楽のイメージと結びつけた極めて独創的な知育教材レコードを残した、ドイツの作曲家Wolfgang Jehn。教材専門の自主レーベルEres Editionから発表した84年作。音楽とダンスを通して子供たちの五感を育む、舞踊劇のための音楽全4曲を45回転の七吋盤に収録。ネイティヴアメリカンの音楽に擬えた空想的イメージと、シンセを交えた持ち前の人懐っこいタッチが絶妙な反応を引き起こしている、のっぺり&神秘なポストモダン的民族音楽もどき。ジャケは、舞台のプロットを記した8ページの手引書が綴じられた造り。大推薦盤!

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Vasmalom II

Szabados GyörgyやDresch Mihályらによるフォークロアとジャズの急進的な交配実験にインスピレーションを得て、独学でバグパイプをはじめとする民俗楽器を用いた即興実験に踏み込んでいく、ハンガリーのリード奏者Szokolay Dongó Balázsが参加したグループVasmalom。残された三枚の自主盤はいずれもハンガリー現代フォークの重要作とされていて、本作はその二作目にあたる92年作。試聴は、物悲しげな追悼歌に馥郁とした陰影を添えている民俗楽器の即興的爪弾きに聴き入る『Testvér』から。巨匠ツィンバロム奏者Kálmán Baloghとの燃え上がるようなインタープレイの応酬も圧巻。大推薦盤!

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180
180 Musik Aus Dem Bergland West-Neuguineas Vol. 1, Vol. 2 - Irian Jaya

イリアンジャヤ(西パプア)の高地にひろがる深い森に住む先住民族エイポ族の音楽。70年代にかけてドイツの調査団によって行われた録音調査をもとに、英独178ページの特盛ブックレットを含むCD6枚組ボックスにまとめた93年作。直後に現地を襲った大地震とキリスト教の急速な普及により、今はもう失われてしまったという貴重な音楽の数々。収録曲の大半を占めるのは、原始のままの合唱や唄。西洋の唄の概念とは全く異なる、動植物の営みや自然現象といった森の息づかいそのものに耳を澄ましているような感覚。魂揺さぶる音楽体験を求めている方に全力でおすすめしたい逸品。人類音楽遺産!

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Gabon Chantres Du Quotidien / Chantres De L'Epopee

ニッポンの能面に似た白塗り伏目の特徴的な木彫仮面で知られる、ガボン共和国南部に住むバプヌ族と、同国北部に住むファン族の音楽を収録した77年の現地録音盤。バプヌ族の男女が一日の仕事終わりのひとときに、日常の些細な出来事を即興的に唄にしている様子を長回しで捉えたAサイドが秀逸。ジュー…ジュー…と鼓膜の辺りに微かな余韻を残すサンザの響き、じわりと色付いていく反復コーラスの揺らめきにしっぽり。対照的に、荒々しいタッチで掻き鳴らすムヴェト(スティックツィター)の演奏に乗せてまくしたてるように吟じているのは、ファン族の吟遊詩人。81年のリエディション盤。大推薦盤!

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180
180 Secuencias Para La Era De Acuario

ポストフランコの解放エネルギーと結びついた極めて創造的なシーンを育んだ現代カタルーニャジャズの最前線に在って、とびきり洗練されたセンスで異彩を放つ鍵盤奏者Conrad Setó。最前衛のインターメディアアートに接続された傑作コンピ『Músiques Submergides』で知られる、良質ご当地レーベルNova Eraの1番として発表された90年作。コンピュータープログラミングを用いた仮想ひとりアンサンブルによる、超現代的地中海ジャズ進化実験。自動演奏を想わせる電子音の淀みない響きと、星空をひろげたような煌めきを放つ持ち前のタッチが醸し出す奇妙な心地よさに中毒確実。大推薦盤!

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The Shape Of Things To Come

オーストラリア現代ジャズの最前衛をぶっちぎるThe Necks結成時からのオリジナルメンバーであり、世界各地の一線の演奏家との共演を通して即興演奏の領域を拡張し続けている、特殊打楽器奏者Tony Buck。初期The Necksでの活動と並行して発表された、単独名義では最初の一枚となる89年の自主制作盤。The NecksのLloyd Swantonの他、Mind / Body / SplitでのRik Rueのとの共演で知られるシンセ奏者Jamie Fieldingを含む編成。ジャズ、ニューウェイヴ、エスノ、さらにオセアニアの島々の先住民族の音楽から抽出されたポリリズム感覚が交わる、融合不全気味のクロスオーヴァーミュータント。大推薦盤!

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180
180 Industrial Sabotage

70年代から80年代にかけて、ワシントンの地下シーンで活動したスペースロックグループMars Everywhere。唯一のレギュラーアルバムとなる80年作。ジャケ買い必至な面構えですが、内容もなかなか強力。渦潮状の電子音が脳天に差し込んでくる『Industrial Sabotage』をはじめ、過剰盛りな宇宙ギミックの煌めきとサイケデリックな浮遊感に覆われたコズミックジャズロック全7曲。ヨーロッパ発の急進的なロック解体の動きに米国から呼応した、The Muffins擁するRandom Radar Records(Cuneiform Recordsの前身)が目を付けたのも頷ける、オルタナティヴマインドあふれる仕上がり。大推薦盤!

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Batraciens

45年間にわたって世界中で動物の鳴き声を収集・研究した生物音響学の第一人者であり、フランスにおけるポストフリーの揺りかごとなった重要レーベルL'Oiseau Musicien(ラインナップの大半は鳥声レコード)の設立者でもある、鳥類学者Jean-Claude Roché。同国に住む鳥の声を全27枚の七吋盤にまとめ上げた、自主制作による空前の野鳥サウンドライブラリー('64〜'66)の番外編として発表された、カエルの鳴き声集。パセリガエル、地中海アマガエルなど、ご当地色豊かな全8種。音声による解説は無し(学名のみ)。スペインのシュルレアリスム画家Gervasio Gallardoによる装画も見事。大推薦盤!

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180
180 De Nachtloop

分類不可能な周縁の音楽家たちの実験的パフォーマンスをライヴで放送することを目的とした、80年代アムステルダム発のローカルラジオ番組『Airwaves』から生まれたテープシリーズ"The Confrontation Project"。探求者の間では、Michel Banabilaの超貴重作品が残されていることでも知られるシリーズ。その1番として発表された、謎のグループDecodeの85年作。打楽器としてのガラスや金属、音声、環境音を素材に、原始的なテープ回路を使って即興的に音楽を生成するパフォーマンス。録音と再生のループから現れる偶発的なリズムの斑をダンスビートに擬えた『Disco』他全4曲。大推薦盤!

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