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180 Ethiopian Urban And Tribal Music - Gold From Wax - Volume 2

エチオピア帝国末期の71年に録音され、全2巻にまとめてそれぞれ72年にリリースされたシリーズの第二巻。異文化の坩堝のなかで適応した多民族的な都市音楽と、ローカル色の濃い部族の音楽を一同に紹介した構成。まずは、独自尽くしのエチオピア音楽のなかでもとびきりユニークな『ダビデの竪琴』ことベゲナの響きから。続いて、都市部における多国籍カルチャーの集積地となっている"Tej bet"と呼ばれる大衆酒場で録音された宴会セッションの一幕。その他、ケニア国境近くで録音されたサイキックなフルートの無間輪舞など全15曲。未知音楽探求の道標Lyrichordレーベルより。大推薦盤!

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Was Macht Ihr Denn ?

ドイツ即興実験の最重要拠点になっているベルリン芸術アカデミーの基幹プログラムであり、Peter BrötzmannほかFMP筋の動きと連動した数多くの歴史的パフォーマンスの現場となってきた、虎の穴的ワークショップ"Workshop Freie Musik" 。Fred Van Hove、 Günter Sommer、 Marc Charig、 Philipp Wachsmannの4名が、ML DD 4なるグループ名義で82年に行った同ワークショップの際の演奏を収録している一枚。試聴は、電気増幅されたドラムスのドープな響きにもっていかれるライヴエレクトロニクス風の一幕から。FMPの共同設立者で音響エンジニアのJost Gebersによる録音。大推薦盤!

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180
180 Kpelle Music - Polyphonic Songs, Trumpets And Drumming

近隣西アフリカの諸民族とは異なる音楽文化を持ち、古来の信仰に由来する秘密結社ポロに象徴される独自の文化を維持しているクペレ族。未知音楽の宝庫として珍重されているレーベルIneditを運営するパリの"Maison des Cultures du Monde"の招聘により、ギニアに住むクペレ族の一団が初めて国外で行った、同施設での98年のパフォーマンスを収録。ピグミーとも比較される超高性能多声コーラスの輪舞を中心に、『Daa-Zaa-To』呼ばれる死者の為の儀式など貴重音源ずらり。民族楽器の洞察に富んだインタープレイの応酬と韻律の魔法とが絡み合う、有機的なミニマル模様の数々。大推薦盤!

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Swing It

土地土地のフォークロアに着想された人懐っこい曲想や、誰でも簡単に演奏できるよう配慮された玩具楽器に象徴される、大作曲家Carl Orffによって確立された画期的な子供音楽教育の経典『Orff Schulwerk』。電子音楽や民族音楽のイメージとOrff Schulwerkを融合した極めて独創的な実験に取り組んだ、ドイツの作曲家Wolfgang Jehnによる70年代の七吋盤。『玩具楽器でスイングは生まれるか』という問いのもと、オルフとジャズを結び付けた即興ゲーム仕立ての音楽授業を提案した教材物件。Moondog風のエキゾムードだったり、クウェラ風の軽妙なスイングだったり、トイフルな味わいの軽ジャズ全6曲。すごくいい!

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180
180 Mad Sax 2

60年代に遡るFrançois TusquesやJef Gilsonとの共演が仏ジャズの進化の歩みに与えた影響も大きいサックス奏者François Jeanneauを中心とする、サックス四重奏グループLe Quatuor De Saxophones。二作目となる82年作。まずは、異能サックス奏者Philippe Matéが音頭をとる空想民俗的エスノダンサー『Saxenza』から。70年代Saravahに残したDaniel Vallancienとの音響錬金術『Maté/Vallancien』でも聴かせた卓越したサンザづかいを堪能できる一曲。電気増幅したサックスで空間を揺さぶってくる『Chaudimage』は、シンセ奏者の一面も持つFrançois Jeanneauの作曲。大推薦盤!

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At Home!

エジンバラ発ポストパンクムーヴメントの仕掛人であり、伝説のインディレーベルFast Productの創設者Bob Lastが運営したレーベルPop Auralの一枚。Frank HannawayとMichael Barclayによる、81年の5曲入りミニアルバム(33回転)。全編でフィーチャーされている電子アコーディオンFarfisa Syntaccordionの退行的未来感あふれる揺らめきといい、時空を超えて響いてくるサイケデリックな音像といい、脳内辺境への旅のお供にに打ってつけの箱庭的エキゾラウンジ仕立て。ショッピングバッグ入りという、消費社会に対する批判的精神に貫かれたBob Lastの反美学が投影されたアートワークもサイコー。大推薦盤!

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180
180 Tracks Tracks Tracks

The Buggles結成前夜のTrevor Horn(本盤録音前に脱退)が参加した知る人ぞ知るグループTracks。ドラムス奏者Roger Odellを中心に、ギター奏者Keith Winter、キーボード奏者Bill Sharpeらによって結成され、80年代UKジャズファンクシーンを席巻するShakatakの前身となったグループ。後にThe Michael Nyman Bandに参加するベース奏者Martin Elliottが加わった編成で79年に録音され、わずか100枚のみがプレスされたという幻の12吋盤。予感に満ちた展開にもっていかれる超高性能クロスオーヴァー『Jalna』をはじめ、後にShakatakでも編曲される曲を含む全5曲を収録。大推薦盤!

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Computer Music From The Outside In

テキサス大学オースティン校の電子音楽センターで行われた実験の模様が収録されている83年作。同センターの電子音楽技術ディレクターであり、自然環境に着想されたThe McLean Mixの夫妻名義でのエレクトロアコースティックワークスでも知られる電子音楽家Barton McLeanを中心に、三名の作品と短い解説を交えた実演の模様を収録。同氏のもとで電子音楽を学んだReed Holmesによる、プログラミングされた反復電子音の透かし模様から見慣れないパターンが浮かび上がってくる電脳ミニマル名曲『Moire』、Barton McLeanによる音響黙示録『The Last Ten Minutes』など。大推薦盤!

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180
180 ... Über Ursache Und Wirkung Der Meinungsverschiedenheiten Beim Turmbau Zu Babel

フリージャズの文脈から大きく逸れた宛先不明の拡張実験に取り組み続ける、スウェーデン生まれの孤高の即興演奏家/詩人Sven-Åke Johansson。Alexander von Schlippenbachとの共作によるナンセンス音楽劇『バベルの塔の建設中の意見の相違の原因と結果について』の86年の初演を収録した二枚組(発表は89年)。いつまでも現れない現場監督を待つバベルの塔の建設作業員たちのゴタゴタに歌やダンスを交え、演奏にはステージ上に設えた建設現場環境(コンクリートミキサー他)を丸ごと動員。 Wolfgang Fuchs、Paul Lovens、Tristan Honsinger、Anne Le Baronら一線の即興演奏家が参加。最高!

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Yes Yes No No Yes No Yes

極端に先鋭化された英国発ロック解体最前線のヒリついた雰囲気の中に在って、機知とポップを備えたローファイなソングライティングセンスで異色の煌めきを放ち、Family Fodderをはじめとするぽんこつ系ポストパンク勢との媒介にもなった最重要キーマン、Mick Hobbs(ex The Work)によるプロジェクトOfficer!。88年発表の自主制作盤。Felix Fiedorowicz(ex Family Fodder)の他、The Workの面々を含む強力な編成。そんな名うてのぶっ壊し屋たちが、爆弾をおもちゃに持ち替えて演奏してる感じの全11曲。殺傷力を秘めた演奏と鼻歌調の底抜けな歌心の際どいねじれに中毒確実。大推薦盤!

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180
180 Lovely Little Records

70年代NYのインターメディアアートの拠点として、Robert Ashleyの妻でもあるMimi Johnsonによって設立された名物レーベルLovely Music, Ltd. 。"Blue" Gene Tyranny、Maggi Payneら、所縁のアーティスト6名の作品を収録した、80年発表の七吋盤6枚組ボックス(33回転仕様)。試聴は、無線電波や星の動きによって引き起こされる電場の変化に応答して電子音を生成する、ピグミーガムランと呼ばれる自作の環境シンセを用いたPaul DeMarinisの疑似民族音楽から。箱入り七吋という玩具みたいなフォームに、密やかでこじんまりとした手仕事的小曲を詰め込んだ、文字通りラブリーな逸品。大推薦盤!

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Ossiach Live

巨匠作曲家Friedrich Guldaによって、オーストリアのオシアッハ村を舞台に68年から71年の間に三回に渡って開催された、伝説の国際音楽ミーティング『Internationales Musikforum Ossiacher See』。全11日間という空前の規模で行われた71年の第三回大会より、選りすぐりの名演を収録した三枚組。Tangerine Dream、Weather Reportの他、ジャズとベドウィン楽団の異種混成アンサンブルで参加のGeorge Gruntz、宇宙的律動を放つサイキックドラミングに圧倒されるAnima、さらにルーマニアの古楽合唱団、チュニジアの民族音楽団を含む、古今東西が交わる濃密な音楽空間。強力!

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180
180 I Sonnj Sunadori

60年代に巻き起こった民族復権の動きと、伝統的な唄の文化とが結びついて急速に発展を遂げた、コルシカンポリフォニーとも呼ばれるコルシカ島名産の多声合唱の響き。島外へと活動の場をひろげるグループも出てくるなか、ローカル色の濃い活動を展開した地域楽団E Voce Di U Cumune。自主制作による82年の二枚組。古代の写本に記されていた譜面を基に、復元したコルシカ原産の古楽器セテラをはじめとする伝統楽器の響きと、コルシカの言葉で綴られるご当地民俗オペラ。試聴は、祈りの風景や村祭りの賑わいに、汎地中海性の唄の風土が色濃く滲む一幕。力強く迫ってくる臨場感あふれる録音も圧巻。大推薦盤!

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John Cassavetes' Faces

『アメリカの影』ではCharles Mingusを起用しているジャズ通のJohn Cassavetes監督が、私財を投じて撮影したインディペンデント映画の草分け『Faces』('68)のサウンドトラック。圧倒的なスタジオワークで異彩を放っているのは、テープ編集を駆使した音響錬金術で絶頂期Miles Davisを異次元に高めた鬼才プロデューサーTeo Macero。映画に着想を得てTeo Macero自ら編曲した楽曲を含む全10曲。試聴は、悪魔的に冴えわたる音響づかいで空間を揺さぶる極上のムードジャズから。John Cassavetes本人もピアノ奏者(変名Jay Cee)として一曲参加。ジャケはお部屋に飾ろう!大傑作!

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180





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