NEW ARRIVAL |
仏教の伝来を描いた古代のレリーフにすでにその姿が描かれていると云う、1200年以上の歴史を持つミャンマーの竪琴サウン・ガウの響き。奏者は、伝統音楽家Su W... |
古典と伝統の厚い古層を栄養源に、西側諸国とは全く異なる独自進化を辿った旧チェコスロバキア発の地下音楽シーンから現れた特殊チェロ奏者... |
朽ち木に吊るしたゴングや、風鈴状に配置されたガラスボウル、奇妙な姿のひょうたん楽器や竹楽器といった美しい自作楽器を無数に生み出し、現代音楽や実験音楽の文脈とは... |
次作では古の熊狩り儀式と猟師歌を手掛かりに、ヤマ感霊感を総動員した大変ユニークなイマジナリー古代音楽を聴かせてくれたフィンランドのグループ、Primitiivisen Musiikin... |
フィンランドのフォークロアの霊的起源と云われる森林地帯カレリア地方に伝わるいにしえの民族音楽を素材に、ロック、ジャズ、電子音楽等を混ぜ合わせた『Tano Music... |
60年代から90年代までバルトーク音楽院のジャズ学部長として教鞭を執り、ハンガリージャズの発展を支えたジャズ研究家/作曲家János Gonda。代表作に挙げたい7... |
古代ケルト文明に於いて文化的に絶大な影響力を持ったドルイド(司祭)の中で、音楽を司る吟遊詩人『バルド』を自称するブルトン人音楽家Alan Morvan Chesneau。サイケデリックフ... |
北アフリカのマグレブ地域に古くから住むベルベル人の伝統儀礼音楽、Ahwachを収録した79年のレコード。呪術的な打楽器のリズムに導かれて次第に昂まっていく狂熱のコ... |
電子音楽の修練のためアメリカに渡りKenneth Gaburoらに師事、その後Essendon AirportのInnocent RecordsやNMA Publicationsといった豪産実験音楽の最前衛が集ったレーベルコ... |
ギリシャの民族的霊性を強力に揺り動かすリーラの響きに乗せて歌う、汎地中海性混交文化の臍クレタ島が生んだ孤高の魂Psarantonis。軍事独裁下のギリシャで抵抗の象徴となった70年代の... |
Beaver & Krauseの脳内辺境旅行音楽『Gandharva』でも印象的な演奏を聴かせた特殊ハープ奏者Gail Laughton。オリジナルは69年に発表された希少盤の79年のLaurel Records版。... |
70年代から取り組むインド古典研究と、そこから拡げた民族音楽や古代音楽の探求を基に、民族も時間も超越する想像上の汎オリエンタル文明論を打ち立て、持ち前の電... |
劇場や舞台から飛び出し、世界各国のフォークミュージック、ファンファーレ、マーチ、民間信仰、古代儀式、祭り、路上演劇、サーカスといった民衆のフォーク... |
60年代にアールブリュットの提唱者Jean Dubuffetによって生み出された謎の装飾文様ウルループ。これは73年に開催されたウルループ展『Coucou Bazar』の為に、トルコ人電子音楽家... |
カナダのバンクーバーから登場した伝説のヒッピー集団Melodic Energy Commission。80年に自主レーベルから発表した2ndアルバム。自前の宇宙神話に基づく途方もなく飛躍した筋立てに... |
バリの音楽の中でも最も古い形態のひとつとされる竹笛のアンサンブル『ガンブー』から派生したと云われる『スマルプグリンガン』を現地で収録した72年のレコード。当時は王や位の高い... |
古代ケルト人の影響が少なからず残されていると云われるイタリアでケルトハープを復活させた先駆者Vincenzo Zitello。Franco Battiatoが率いた幻の実験音楽集団Telaio Magneticoや... |
ギリシャに生まれ、ヨーロッパ放浪の果てに流れ着いたフランスで、自身の民族的霊性に深く根ざした紛れもない魂の歌を生み出す孤高のシンガーソングライターAngelique Ionatos... |
古代ギリシア植民者の直系でありながら、歴史の非運に翻弄され、ギリシャ本土から孤立する形で独自の文化を育んできた黒海沿岸地域に住むポントス・ギリシャ人。その伝統音楽を現... |
民族音楽研究家であり音楽考古学にも精通するStyrbjorn Bergeltが中心となって76年に制作された、北欧各地に古くから伝わる伝承古民謡再発見。ウプランド地方で伝承されてきた... |