NEW ARRIVAL |
フィンランドの人々の民族意識の深い部分に根を持つ古楽器カンテレ。30年代から半世紀に渡って活動したカンテレ奏者Ulla Katajavuoriの50年代頃の演奏をまとめた七吋盤。霧がかかったような音... |
現代音楽や実験音楽の文脈とは無縁の地平で、唯一無二の総合音楽芸術を創造した孤高の人Harry Partch。その世界が最も純粋な形で収録されている、Gate 5 Recordsと銘打った... |
KlimpereiやThe Dead Goldfish Ensembleといった、浮世の習いとは無縁の端境の宅録実験音楽家たちを『New Hippies』と銘打った名コンピシリーズで紹介したベルギーのレーベルRed... |
詳細不明のオランダの電子音楽家Darren Kearnsの83年の作品。Atmosphereなる自主レーベル(?)からのリリース。A面には、淡い光の効果を散りばめた渚の風景『Seascapes』... |
水を入れて調律した陶椀を音階順に並べて棒で打つ、インド最古とも云われるどんぶり打楽器ジャルタラング(水の波の意)。ムリダンガム、パカーワジ、シタール、サロ... |
パリからニューヨークに渡り、作曲をDinu Ghezzoに師事しながら、Akmal ParwezやLa Monte Youngのもとで北インド古典音楽成分を吸収、Experimental Intermediaをは... |
メキシコのギター奏者Victor Ruizと、ピアノ/シンセ奏者Sergio de Labraによって結成され、80年代に二枚のレコードを残したFlught。これが82年に発表した1stアルバム。音響... |
70年代から己の精神療法のための日記みたいな作品を黙々とリリースし続けるブリュッセル生まれの宅録ミニマリストDominique Lawalrée。... |
映像と音響で埋め尽くす知覚の全方位挑発パフォーマンスで知られる、サンフランシスコの鬼才マルチメディアアーティストNaut Humon。その実験の原動力となったのが、... |
フランス人作曲家/画家/人形使いM.Nomized。KlimpereiやThe Dead Goldfish Ensembleといった端境の宅録実験音楽家たちと共に、『New Hippies』と銘打った名物コンピシリーズ... |
グループ名はHatfield & The Northを捩っていることは明らかですが、音楽的には全然無関係のイギリスの宅録グループMatfield & The Pond。恐らく唯一の作品と思われる89... |
豊かな自然環境の中で熟成された詩心とケルトの霊性を結びつけるオーストラリアのケルトハープ奏者、Cathie O'Sullivan。豪即興音楽の最前線で今も活動するサックス奏者Jim Denley... |
ドイツのローカルジャズシーンから登場した電子ピアノ奏者Reinhard Giebelとサックス奏者Dieter NettによるJazzduo Giebel-Nett。82年に発表された怪盤。ジャズと銘打ってい... |
映画や舞台の世界で活動したリスボン生まれの作曲家Antonio Emiliano。アルメニア人の世界的ダンサー/振付師Gagik Ismailianの為に制作された88年の作品。... |
ジャケに鎮座している横幅約10メートル、高さ約5m、重さ約2tに及ぶこのファンタスチックな物体、なんと丸ごと楽器でございます!マッドプロフェッサーNick O'Lodeonが己の妄念の趣くま... |
豪北部モーニングトン島のアボリジナルの音楽を収録したものとしては最古とされる66年のレコード。本場アーネムランドに比べるとデジュリドゥの歴史は浅いそうで、その分新しい解... |
米西海岸で結成された宅録グループFreshly Wrapped Candies。Ralph Recordsからも配給された89年の出世作『I Like You』が知られますが、これはまだ殆ど無名の自主制... |
Instant Composers Pool界隈の活動にも深く関与したオランダ最前衛の現代音楽家Louis Andriessen。77年に発表した二枚組の作品。巨大なエネルギーを放つミニマル交響曲『De Staa... |
フリージャズの語法にケルトの霊性を結びつけるスコットランドの異能打楽器奏者、Ken Hyderによる異種交配実験の最初の成果が刻まれた75年の作品。古民謡や舞踊曲にオリジナル... |
まるで太古の地球の律動を三万光年の宇宙の果てで聴くようなサウンドと、古代の遺物を想わせる呪物めいた装丁で独特の世界観を作り出したイギリスの実験音楽ユニット... |