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東洋と西洋の狭間で育まれた豊かなフォークロアから錬成されたブルガリアの合唱芸術。50年代に、村々に伝わる民謡、農作業歌、子守唄、冠婚葬祭の儀礼歌等々を自らの足で収集... |
アフリカのご当地レーベルの中では比較的早くから、自国に住む40以上にも昇る各部族の多種多様な民族音楽の調査収集に取り組んだケニアのレーベルCMS。60年代から始まっ... |
Bela BartokとZoltan Kodalyによって開かれたハンガリー民俗音楽収集の成果が、録音技術の向上と相まって実を結んだ歴史的マジャル人民族音楽大全集の72年の第二弾。ヨーロッパに投げ... |
Carl OrffとGunild Keetmanによって考案され、時代、お国柄、土地土地の風土と結びついて欧米をはじめニッポンへも波及した音楽教育の経典『Musica Poetica』。独Harmonia... |
ベトナム南部の熱帯雨林地帯に住む山岳民族の音楽を収録した57年の七吋盤(33回転)。録音は55年。いずれも豊かな自然との対話の中で熟成された超独自音楽ですが、中でも... |
ブルースの名盤を数多く残した米Vanguardレーベルが、そのルーツを求めて西アフリカ諸国の民族音楽を録り歩いた67年の二枚組レコード。グリオたちの音楽から見えてくるブ... |
ベルギー発の音響派レーベルSub Rosaの最初期に発表された『神話』と銘打ったコンピ4部作の87年の第3弾。コンピと云っても、伝統と現代とが響き合ってひとつの... |
人類学者川田順造の録音と監修によって制作された82年の作品。7年余りに及んだ西アフリカでの現地調査(主に旧オートボルタのモシ族)の中で録音された、300本に上る録音テープから... |
民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示し、以降の音楽に大きな影響を与えた作曲家Lou Harrison。作曲家Richard Felcianoと共に、その最もよく知られる成果である、現代音楽... |
世界の民族音楽探求と急進的なロック解体の動きとが反応して生み出された86年のイマジナリーエスノ絵巻『Kulu Hatha Mamnua 』の続編にあたる87年作。作者は前作と同... |
初期幻覚歌謡期〜70年代の寡黙な実験作で培われた響きの美学に、ポップミュージックの姿を借りた80年代の異郷巡礼の中で熟成された神秘妄想が結びつき、時空を超えるスケー... |
Jorge Reyesらと共に、古代と現代を繋ぐメキシコ発の特異なシーンを導いた古代楽器グループTribu。95年には土取利行の呼びかけで来日、メソアメリカと縄文の響きが時... |
熱帯雨林深部からアンデス高地にかけてのアマゾン上流域に住む先住民族を訪ねた54年の現地録音盤。40年代に始まった未知音楽探訪の結晶『Ethnic Folkways Library』の... |
イスラム教徒が90%以上を占める西アフリカのセネガルに赴いたフランスのカトリック修道士によって、61年に創設されたケール・ムサ修道院を拠点とする典礼聖歌団。修道院... |
音楽に限らず土地土地の生活風土まで捉える耳の視点で綴られた、民族音楽研究家Deben Bhattacharyaプロデュースによって60年代から始まった音楽紀行シリーズ... |
中央アフリカ共和国の首都バンギの博物館が行った同国南部森林地帯に住む部族民の研究調査の際に、ピグミー現地録音の名作の数々で知られる民族音... |
『動物の音から人間の音楽へ』と題して、ご先祖様が、虫、鳥、蛙といった自然界のサウンドアーティストたちに着想を得て音楽や楽器を生み出していった悠久の歩みを辿... |
旧ソ連による弾圧からの解放を経て、伝統の復元と更新に立ち上がったヤクートの気鋭音楽家たちによって行われた、『サハ民族の現代音楽』と題した91年の歴史的なモスク... |
人類音楽遺産級の名盤が揃う独Musicaphonによるオセアニア音楽シリーズの一枚。現在も多くの部族民がそれぞれ独自の生活様式と精霊信仰を守って暮らしている、ニュー... |
アフリカ渡来の呪術信仰と、植民地支配によってもたらされたカトリックとが交わり、先住民族の精霊信仰や心霊信仰が息づくブラジル古来の土地風土の中でドス黒く熟成... |