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ルーマニアの巨匠パンパイプ奏者Gheorghe Zamfir、世界初の電子楽器を発明した科学者Thaddeus Cahill、そして民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示した創作ガム... |
フィンランドの人々の民族意識の深い部分に根を持つ古楽器カンテレ。30年代から半世紀に渡って活動したカンテレ奏者Ulla Katajavuoriの50年代頃の演奏をまとめた七吋盤。霧がかかったような音... |
映像と音響で埋め尽くす知覚の全方位挑発パフォーマンスで知られる、サンフランシスコの鬼才マルチメディアアーティストNaut Humon。その実験の原動力となったのが、... |
超知覚的な響きの空間に世界各国の民族音楽成分が融け合う世にもマジカルな音楽を生み出した特殊打楽器奏者Toni Esposito。86年のサントラの伊Cinevoxオリジナル盤。(邦題『殺意... |
現在は『Moondog's Corner』と銘打ったサイトを立ち上げ、研究、出版、音源販売、未発表曲の発掘などを行う無類のMoondog通として知られているWolfgang Gnida。ギター/ベース... |
中央アフリカに住む、ングバカ族、グバヤ族、バンダ-リンダ族、アカ族の音楽を収録した77年の七吋盤。70年代のOcoraで七吋というのは珍しく、恐らく77年に掛けてリリース... |
民族弾圧からの解放やフォークロア復権運動を経た新しいご当地音楽を模索する動きに、電子音楽、環境音楽、ミニマリズム等を組み入れた現代的なアプローチで参加... |
しゃもじみたいな木片をゴリゴリ奏でるとっても珍妙な創作楽器ダクソフォンや自家製の改造ギターを操り、2011年に亡くなるまでドイツ即興音楽シーンの第一線で活躍し続けた... |
エレクトロニクスとの融合を果たし、さらなる無限の音響景色に漕ぎだした80年代Egberto Gismontiの代表作のひとつに挙げたい84年作。シンセを中心に、シタールやディルルバ... |
80年代に率いたDimenzióの『Bamba』が辺境グルーヴ探求者の間で再発見されている、ハンガリーの作曲家/シンセ奏者Masik Janos。ブタペスト発の先鋭的なジャズ進化実験に... |
大陸古来のフォークロアに踏み込む越境性能を備えるロシア現代音楽を代表する打楽器奏者Mark Pekarsky。タタールの異能作曲家Sofia Gubaidulinaが率いた伝説のグループ... |
The Residents擁するアメリカのRalph Recordsが、Art BearsやFred Frithに続く英国組として紹介した、ポーツマス出身のBrian PooleとDave JanssenによるRenaldo And The ... |
世界各地の音響景色を股にかける四次元の旅人Michael Athertonと同年に発表する『Southern Crossings』が、アボリジナルの精神風土と響き合うオーストラリア発のご当地ニューエ... |
Carl Johann Schroederなる謎アウトサイダーの単独宅録ユニットPowerless Spirit。87年に発表した自主制作盤のデッドストック。ポータブルな電子楽器とアコースティックもろもろを備... |
古くから、バルカン、地中海、アラブ、東洋といった異文化の交差地点だったハンガリー。そんなハンガリーの複雑な文化的背景をディープに体現する急進派民族音楽バン... |
民族意識のた昂まりをリズム&ブルースの呪縛とは無縁の極めて独創的な地場産ロック衝動に昇華して斜めに突き抜けた、旧ユーゴスラヴィア発の伝説グループBegnagradを核と... |
留学の為に米ボストンを訪れていたウガンダに住むガンダ族のソングライターBringwaによって、72年に録音された作品。Jeanne Leeの『Conspiracy』を残した功績が大きいジャズプ... |
Crackyなる人物が80年に発表した謎の七吋シングル盤。正体は、電子音の他、中国笙、ツィター、シタール、カリンバなど様々な民族楽器を操り、ヨガや瞑想の道導として珍... |
現在は夫の吉田耕一と共有する杜こなての名前で執筆/作曲活動を続ける、作曲家長与寿恵子の77年作。まずは、ミニマルミュージックの変種『Signification』から。ミニマルミュージ... |
親レーベルであるMusique Pour L'Imageで培った放送用音響実験の成果とアートワークの高いデザイン性を基に、Claude Vasoriの『Ionic Scrabble』やBernard Parmegiani... |