NEW ARRIVAL |
フランスからの多民族的な音楽文化の影響を受け、様々な独自進化形が生み出されたケベックのジャズシーンから現れたグループ、Mara。そんなケベック仕込みの越境性能を... |
初期幻覚歌謡期〜70年代の寡黙な実験作で培われた響きの美学に、ポップミュージックの姿を借りた80年代の異郷巡礼の中で熟成された神秘妄想が結びつき、時空を超えるスケー... |
五万年以上前(12万年前とも)からアボリジナルが居住している豪北部アーネムランドの先住民領土で76年に録音された音源のカセットテープ版(同時リリースの七吋... |
世界に向けていち早く開かれたポルトガル産フォークロアの混交と回帰の旅路を体現するマルチ奏者Julio Pereira。フォークミュージックの新たな解釈を示す良作が潜むリスボンの... |
Jeff Sicardら仏ジャズ最前衛に接続された79年の次作『Conscientiousness』でも知られる、ベース奏者Dou Kayaを中心に編成されているアフロジャズグループGroupe Dou。... |
伝統と古典の厚い古層を栄養源に、固有の進化を遂げる旧チェコ発のジャズ進化実験を導いた特殊フルート奏者Jiří Stivín。その動きに、ヨーロッパ即興シーン最前... |
Jiri Stivinらによって先導された80年代プラハ発の先鋭的なジャズ進化実験の成果のひとつ。古典と伝統の厚い古層に現代的な解釈で切り込むグループ、Trijoの89年作。現代音楽グル... |
Max RoachやElvin Jonesといった米国ジャズ勢に大きな影響を与えた、ハイチの伝説的打楽器奏者Ti RoroことRaymond Ballergeau。打楽器と歌のみで48年に録音... |
ジンバブエ独立後の霊性復興を導いた、20世紀最大と謳われる人間国宝級ムビラ奏者Ephat Mujuru。ムビラ、ひょうたんマラカス、コーラス、ダンサーを含むThe Spirit Of The ... |
ポーランド南部の古都クラクフで78年に結成され、ダンスなどにも接続された総合シアター的パフォーマンスを繰り広げた民族音楽/即興演奏グループAtman... |
Paolo Fresuらが先導する先鋭的な地中海音楽進化実験にも接続していくギリシャのシンセ奏者Vangelis Katsoulis。チャイコフスキーの『眠れる森の美女』を捩ったタイトルの8... |
マヤやアステカといったメソアメリカの霊性と最先端の音響的実験を結びつける、プレヒスパニックと呼ばれるメキシコ発の特異なシーンを導いた人物であり、同じころ霊性回帰へ... |
民族弾圧からの解放やフォークロア復権運動を経た新しいご当地音楽を模索する動きに、電子音楽、環境音楽、ミニマリズム等を組み入れた現代的なアプローチで参加... |
オーストラリア大陸北東アーネム・ランドに居住するアボリジナルの儀式的リーダーであり、樹皮画家、作曲家、さらにはアボリジナルの土地所有を巡る政治的活動、俳優... |
古代ケルト人の影響が少なからず残されていると云われるイタリアでケルトハープを復活させた先駆者Vincenzo Zitello。Franco Battiatoが率いた幻の実験音楽集団Telaio Magneticoや... |
コロンビアの人類学者Jorge Lopez Palacioによって、70年代に結成されたグループYaki Kandru。先住民族の精神風土を独自の音楽言語で結びつけ、前人未到の土俗の... |
Steve Roachとの仕事で知られる手練の音響職人でもある米西海岸の作曲家Loren Nerell。世界各国の民族音楽にも造詣が深く、とりわけ自らも奏者であるガムランについては現地に... |
サルディニア島と並ぶ地中海性合唱の産地、コルシカ島。70年代から続く伝統音楽の復興運動が育んだ豊かなご当地フォークシーンから登場した、Patrizia PolとPatrizia... |
ヴェネツィアで古典を学び、Franco Battiatoの70年代末期にかけて発表された素描的な音響実験作に参加、以来互いの世界に影響を与え合うように共演を重ねているヴァイオリン奏者/作曲家... |
80年代ニッポン地下音楽の深淵に佇むWhite Hospitalを母体に、小長谷淳のGrimと袂を分かつ形で結成された桑原智禎を中心とする伝説のグループVasilisk。小長谷淳が主.. |