NEW ARRIVAL |
フリージャズの語法にケルトの霊性を結びつけるスコットランドの異能打楽器奏者、Ken Hyderによる異種交配実験の最初の成果が刻まれた75年の作品。古民謡や舞踊曲にオリジナル... |
水を入れて調律した陶椀を音階順に並べて棒で打つ、インド最古とも云われるどんぶり打楽器ジャルタラング(水の波の意)。ムリダンガム、パカーワジ、シタール、サロ... |
ブラジル音楽の豊饒さを深く体現する二人の巨匠による72年の大名盤。ギター奏者Sebastiao Tapajosと打楽器奏者Pedro SantosがアルゼンチンのTrovaレーベルに残した連作の一番。... |
中央アフリカ共和国に住むバンダ族の器楽ポリフォニーに焦点を当てた一枚。ユネスココレクションの一枚として76年にオランダで発表された名作を、79年に国内リリースした... |
自然律に従って演奏される室内楽シリーズ『Tree Pieces』をライフワークとし、音楽家に見立てた鳥や蛙と共演する特殊ヴァイオリン奏者Wendy Reid。エコミニマリストとも呼ばれる... |
ウルグアイのフォルクローレに新しい風を吹き込んだJaime Roos。その初期の実験成果がビビッドに刻まれている78年の大名盤。仏北西ノルマンディーで録音されたもので、ウルグア... |
ルーマニアの巨匠パンパイプ奏者Gheorghe Zamfir、世界初の電子楽器を発明した科学者Thaddeus Cahill、そして民族や時代を越えた音律のあらたな姿を示した創作ガム... |
マジャルの血を引くスイス人サックス奏者Claudia Raths。チューリッヒの大学で専攻した民俗誌の研究から、先祖の霊に導かれるように中〜東欧圏の民族文化研究に進み、辿りつ... |
ノルディックフォークロアの精神風土にジャズやロックを結びつけるSeppo Paakkunainenの一味であり、インド古典音楽にも精通するフィンランドのピアノ奏者Arto Koskinen... |
ICP界隈で活動する傍ら、世界各地の民俗音楽家とも共演しているオランダの特殊チェロ奏者Ernst Reijseger。Werner Herzogの映画の為のサントラワークスの他、サルディ... |
弦楽重奏編成で録音された2012年のアルバム『Wood Song』も素晴らしかった仏北西部ノルマンディーのハーディガーディーづかいRemy Couvez。その最初期の実験の模様が収録されてい... |
リオのスラムで育ち独学で音楽を修得したベース奏者Jorge Degas(ex-Quarteto Negro)と、国内外の第一線のジャズグループとセッションを繰り広げる打楽器奏者Marcelo Salaza... |
Peter Kowald、Joelle Leandre、Beniat Achiaryといった共演歴を見てもその高性能ぶりが伺えるイタリアの特殊打楽器奏者Marcello Magliocchi。ポストフリー、現代バレエと... |
世界的に活躍するBijan ChemiraniやKeyvan Chemirani(ex-Louis Sclavis Quartet)の父であり、Hossein Teheraniに次ぐ人間国宝級のザルブ奏者Djamchid ... |
想像的民族音楽探求協会ことARFIでの活動をはじめ、ポストフリーの未来を導き続ける異能クラリネット奏者Louis Sclavis。ARFIの打楽器奏者Christian Villeをはじめ... |
70年代から己の精神療法のための日記みたいな作品を黙々とリリースし続けるブリュッセル生まれの宅録ミニマリストDominique Lawalrée。... |
Steve Lacy、Derek Bailey、Alvin Curranらと互角に渡る打楽器の即興演奏に、エレクトロニクスを用いた独自の音響美学と産地不明の民俗学的考察を盛り込み、唯一無二の音楽世界を... |
L'Orchestraレーベル界隈の急進的な即興実験に関与しながら、Roberto Aglieriの傑作『Ragapadani』をプロデュースするなど、図抜けた音響感度も備えるイタリ... |
Organico Di Musica Creativa E Improvvisataへの参加をはじめ、イタリアにおける最も急進的な即興実験に関与しながら、マルチメディアに接続された独創的な... |
国境を越えた混交と回帰の音楽的旅を体現する大陸横断音楽集団Oriental Wind。トルコ人打楽器奏者Okay Temizを中心に、最近ではアラブ式銭湯で録音された... |