NEW ARRIVAL |
英Studio Gによって70年にリリースされた、世界音楽紀行って感じのライブラリー盤。インド、中国、アラブ、ロシアときて、アフリカ、アジア…のはずが、何処でもない風景へ... |
現在は夫の吉田耕一と共有する杜こなての名前で執筆/作曲活動を続ける、作曲家長与寿恵子の77年作。まずは、ミニマルミュージックの変種『Signification』から。ミニマルミュージ... |
79年にフィリピン大学によって発表された、ボルネオ島東部の先住民族の音楽を収録した現地レコード。編集は、東南アジアの民族音楽研究に残した功績はもとより、その栄養分を... |
ブラジル音楽にジャズインプロヴィゼイションを接続する越境実験から、こじれにこじれて異次元の進化を辿るビックリ人間集団Grupo UMの中枢であり、Hermeto Pascoa... |
Alan Skidmore、Mike Osborne、John Surmanという英即興演奏の最前衛三名の頭文字を取ったSOS名義による75年の作品。この名義での活動は74年から75年と短いものの、その内... |
Peter GordonからArthur Russellへと連なる、実験音楽の最前衛に接続された80年代NYの下町クラブカルチャーの前線拠点となったレーベル兼スタジオBattery Soundのオ... |
ポストフリーを模索する動きから、音楽と演劇という異なる二つの環境を相互に結びつける実験に着手、スイスの現代演劇/舞台芸術界で数々の賞を受賞しているレンツブルク出... |
アラブの伝統弦楽器ウードの巨匠Munir Baschir。Albert Mangelsdorff、Barre Phillips、Anima(Anima-Sound)といった西洋最前衛の即興演奏家らとも共演を繰り広げるなど、... |
フィリピン南部スールー諸島南西端シタンカイ島に住むサマ人の伝統音楽を収録した80年のレコード。民族音楽学者/現代音楽家José Macedaの協力によって、74年〜76年... |
アルバニアとイオニア海に接するギリシャ北西のイピロス地方の音楽を収録している75年のレコード。ギリシャ全土にフィールドワークを行い、2万曲にも上る膨大な伝統音楽ア... |
タンザニアが生んだ人間国宝級の楽聖Hukwe Zawoseが率いたグループTanzania Yetu。WOMADでも大きく紹介されるなど、世界の舞台へ踏み出す第一歩となった85年の重要作。リリースは、英国の独立系レーベルTriple ... |
環境音、音声、アコースティック楽器の響き、ジャズの即興性、その他もろもろの有機成分とエレクトロニクスを結びつけ、五感に染み渡ってくるような血の通ったサウンドを生み出... |
François Tusquesによって先導された街角発の70年代前衛ジャズ運動への参加に始まり、40年以上に渡って仏フリージャズシーンの最前線で活動したダブルベース奏者の... |
ユーラシアを貫くシルクロードの中枢であり、太古以来あらゆる文明が往来した異文化の一大交差点アフガニスタン。多民族がひしめく地政上の複雑な事情を乗り越え、レコード5枚、54ページに上る手引書付きという質・量で、アフ |
古今東西を超えて土着と前衛を横断する異能フレームドラムづかいGlen Velez。その図抜けた越境性能が結んだSuso Saizとの伝説グループMúsica Esporádicaへと連... |
ギリシャの作曲家/即興演奏家Sakis Papadimitriou。90年代にかけて大きなうねりとなっていく地中海フォークロア進化の動きに、ジャズ/即興演奏の領域から踏み込み、出身地エギオ... |
ペロポネソス半島とアナトリア半島に挟まれたギリシャ領ドデカネス諸島の島々の伝統音楽を収録している75年のレコード。ギリシャ全土にフィールドワークを行い、2万曲... |
ジャズドラマーからサーカス団の音楽隊を経て、仲間と共に結成したDie Kruppsで名盤『製鉄所交響曲』を発表する打楽器奏者/パフォーマーFrank Köllges。その後... |
架空のフィルムノワールのサウンドトラックとして制作された86年の作品。Steve Beresford、David Toop、John Zornという即興実験の最前衛をぶっちぎる三名に、女優(のち... |
1920年代からアフリカ民族音楽のフィールドワークを開始、謎と驚異に満ちたアフリカ民族音楽のありのままの姿を世界に紹介した、20世紀が生んだ最も重要な民族音楽学者... |