NEW ARRIVAL |
小沢昭一をして『土下座したくなるような音楽』と言わしめた放浪芸の神髄。奄美が生んだ路傍の盲目楽士、里国隆。その唄に心を攫われた竹中労の企画構成によって録音された... |
オーストラリアの電子音楽家Ian MacFarlane。三枚残した作品のうち、活動最初期に名乗っていたViolet Lightningなる名義で自主レーベルから発表した79年の作品。電子楽... |
古典や伝統と密接に結びつくブダペスト発のジャズ進化実験を先導したひとり、作曲家/ピアノ奏者BinderことKároly Binder。ジャズインプロヴィゼイションからフ... |
農村の風土と汎地中海性の異郷成分が厚く沈殿した固有のフォークロアが息づく南欧オクシタニアのフォークシンガーMiqueal。Rosina De PeiraのRevolumレーベルと並ん... |
西洋クラシック〜フォークロア〜ジャズ〜即興演奏を自在に横断するその音楽性を通して、長い長い時間をかけて西洋圏に東洋の文化を運んだマジャル人の混交と回帰の旅を体現... |
未だにその起源は謎とされる南九州の郷土楽器ゴッタン。薩摩瞽女の末裔であり、ゴッタン弾きを生業とした最後の伝承者、荒武タミの弾き歌いを収録した78年のレコード。... |
ジャズヴォーカルのソウルネスに、土や風の匂いまで漂ってきそうな田園的エレガンスを備える奇跡のジャズフォーク作品を残したカナダのシンガーソングライター... |
ボサノヴァ全盛時代から、A Brazucaを率いての宝石みたいな涙腺直撃ソフトロック期を経て、ジャズ、近代音楽、ブラジル大衆音楽を呑み込む滋養豊かな音楽を創造... |
ヘルシンキのシベリウス音楽院内に創設された民俗音楽科が制作した83年のレコード。フィンランドの風土に育まれた伝統楽器カンテレの復古と研究を目的に結成され、その... |
地中海交易の一大拠点テッサロニキの詩人/ダブルベース奏者Michalis Siganidis。Savina Yannatouを中心とする民族音楽アンサンブルPrimavera En Salonicoでの、汎地中海... |
ジャズの語法を介してフォークロアを捉え直すハンガリー発の特異な動きを最も深く体現する異能サックス奏者Mihaly Dresch。88年にケルンで行ったライヴの模様を収録した作品。冒頭... |
ジャズの語法を介してフォークロアを捉え直すハンガリー発の特異な動きを最も深く体現する異能サックス奏者Mihaly Dresch。88年にケルンで行ったライヴの模様を収録した作品。冒頭... |
フォークロアとフリージャズの接点を模索する南仏発の即興演奏探求グループGRIMの動向にも深く関わる特殊ギター奏者Raymond Boni。フランス地下音楽の殿堂FUTURAレーベ... |
Sergey Kuryokhinと共に、旧ソ連ジャズ空前の大進化期をぶっちぎりで先導したサックス/クラリネット奏者Anatoly Vapirov。投獄中にイギリスから遠隔リ.. |
ジャズとフォークロアが密接に結びつくハンガリー発の特異なシーンを先導するIstvan Grencso。Gyorgy SzabadosやMihaly Dreschといった異才揃いのこのシーンの中でも、最... |
Colette Magnyによって切り開かれたフォークロアとジャズの接点から現れた二人の異能ギター奏者の共演。Gerard Marais(ex-Groupe Dharma) とJoseph Dejean(ex-Cohelmec... |
弦楽重奏編成で録音された2012年のアルバム『Wood Song』も素晴らしかった仏北西部ノルマンディーのハーディガーディーづかいRemy Couvez。その最初期の実験の模様が収録されてい... |
フリージャズ以降の即興演奏を模索する動きと結びついていくオック語圏の急進的なフォーク再興シーンの豊かさを物語る一枚。両翼にハーディガーディーを備えるフォークグループ... |
ジャズとフォークロアが密接に結びつくハンガリー発の特異なシーンを最も深く体現する異能サックス奏者Dresch Mihály。このシーンで最も急進的な活動を展開する... |
この後五年に渡る魂の彷徨の末、アメリカンフォークロアの彼岸とも云うべき夢幻の荒野に到達しちゃう端境の住人Matthew Young。これが二枚残した作品のうちの、... |