NEW ARRIVAL |
古代ギリシア植民者の直系でありながら、歴史の非運に翻弄され、ギリシャ本土から孤立する形で独自の文化を育んできた黒海沿岸地域に住むポントス・ギリシャ人。その伝統音楽を現... |
地中海に由来する多民族的な霊性と高度な音響的表現が同居する、世界でも稀に見るイタリア産実験音楽の豊穣さは、この一枚から始まったと云っても過言じゃない、... |
シカゴ下町の創造力みなぎる音楽的土壌をもりもり感じさせる一枚。正体は電子音担当のSterling Smithとドラムス担当のJohn Mazの二人組Conveniens。86年に自主レーベルから発表した... |
ちびっ子向けムーグポップから上質のレアグルーヴまで数多くの作品を残したイタリアの作曲家Fabio Fabor。なかでも宇宙時代的なメランコリーと高次の実験精神に満ちた宝石のような電子音楽... |
Vladimir Chekasin、Vladimir Tarasovと共に旧ソ連非公認の地下シーンで公然とフリージャズをぶちかまし、抑圧されていたあらゆる新興表現が脈絡を無視して同時複合的に噴火... |
ジャズでも現代音楽でもなく、アメリカのフォークロアやロックの語法から導き出された即興演奏の道を示し、John Zornらと並んでアメリカ産即興音楽の土台を築い... |
農村の風土と汎地中海性の異郷成分が厚く沈殿した固有のフォークロアが息づく豊饒の地、オクシタニア。仏伊西のポストフリーを模索する動きとも密接に結びついていく... |
数多のNDW勢とは一線を画するプレテクノ感覚をいち早く体現していたケルンの電子音楽家Matthias Becker。EMAK名義による作品が知られますが、その実験的な側面を抽出培養した別動ユ... |
反軍国主義の政治表明として生み出された言葉とサウンドのダダイスティックなコラージュを『Text-Sound Composition』と銘打って世に放ち、同時代の音声詩人やフルクサス運動に同... |
パリの人類博物館とフランス国立科学研究センターの監修による名物シリーズの一枚。バングラデシュとインドに分断される遥か以前から、既成の宗教や慣習に属さない孤高の精神を... |
70年代クラウトロックの全盛期を最前線で体現した電子音楽家、DeuterことGeorg Deuter。アジア放浪の果てに辿り着いたインドで、Chaitanya Hariなるインド人名で現地リリース... |
実験音楽家Jan Steeleと共に、不思議の国のエキゾ室内楽『Desert Island Ducks』を創り上げた人物であり、現代音楽の文脈から編み出された新解釈のガムランづかいでもある... |
フランス北東部ヴォージュの山岳農村地域に古くから伝わるエピネット・デ・ヴォージュと呼ばれる素朴な箱型ダルシマーに焦点を当てた名物シリーズの一枚。演奏しているのは古楽器奏者... |
2011年に亡くなったCONことConrad Schnitzlerが、現在は活動を終えているQbicoレーベルとの最後のメモリアルに発表した全世界26部限定の7枚組リミテッドエディションボックス!... |
アフリカ南部ジンバブエのショナ族に伝わる親指ピアノ『ムビラ』。これは20世紀最大のムビラ奏者と謳われるEphat Mujuruの演奏を収録した82年のレコード。リリースしたの... |
ブラジル土着のフォークロアに、ロック、ジャズ、その他もろもろ取り込んで大変混み入った音楽を生み出した名物バンドA Barca Do Solの仕掛け人であり、Egberto Gismonti... |
現在もマグレヴやバルカンの民族音楽と多重交配を繰り返しながら、あらゆる進化系が日夜生み出され続けている、18世紀の軍楽にルーツを持つとれるイタリアのバンダ(ブラスバンド)... |
Gruppo di Improvvisazione Nuova ConsonanzaやMusica Elettronica Vivaの名を挙げるまでもなく、世界の即興音楽シーンをぶっちぎりで独走していたイタリアに於いて... |
ギリシャに生まれ、ヨーロッパ放浪の果てに流れ着いたフランスで、自身の民族的霊性に深く根ざした紛れもない魂の歌を生み出す孤高のシンガーソングライターAngelique Ionatos... |
東南アジアで最も古い民族のひとつされ、かつてインドシナ半島に黄金の王国を打ち建てた一大民族であったモン族。ビルマ族に滅ぼされた後、タイに落ち延びて定住したモン族の民... |